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放送大学 人格心理学('09) [既刊情報]


人格心理学 (放送大学教材)

人格心理学 (放送大学教材)

  • 作者: 大山泰宏
  • 出版社/メーカー: 放送大学教育振興会
  • 発売日: 2009/03
  • メディア: 単行本


放送大学の人格心理学のテキストとしては、'00年、'04年、'09年と3代目になります。
'00年と'04年はテレビ[TV]でしたが、なぜか'09年にはラジオ[音楽]に格下げ(?)になってしまいました。
で、今回のテキストもなかなか…。[わーい(嬉しい顔)]

まず、前回になかった記述としては、血液型が韓国や台湾でも流行しているとあります。[るんるん]
日本では血液型による性格判断が大きく流行しているが、これは韓国や台湾などでも見られる現象である。(p22)
また、気のせいか、'00年、'04年、'09年となるに従って、どんどん反論の内容が薄くなってきているような気がします。

【'00年】約3ページ
・具体的な反論の紹介(複数)
・既存の性格検査を用いて,血液型と性格の関連を調べてみた結果,血液型性格論者が述べているような関連は認められなかった。
・血液型性格論は,当たっているように見えたとしても,評価することのできない人格理論なのである。
【'04年】約0.5ページ
・具体的な反論の紹介(大村さんのみ)
・血液型性格判断は妥当性があるとは言えない。
('09年にある「その妥当性を積極的に主張する論拠」についての記述はなし)
【'09年】約1.5ページ
・具体的でない反論の紹介(大村さんのみ)
・心理学的には、血液型性格判断に関しては、それを積極的に主張できるような根拠は見つかっていない。
・むしろ、その妥当性を積極的に主張する論拠に対しては、心理学的には論駁されている。

ここで面白いのは「その妥当性を積極的に主張する論拠」という記述です。文脈から判断して、最近の話でしょうから、そうすると前川輝光さんの反論や、ネット上の論戦のことなのでしょうか?
はて?
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