放送大学 心理学史('10) [既刊情報]
血液型のところは、'05年の3.5ページと比べて1ページ減になりました。
また、次の記述がなくなりました。
ちなみに、21世紀の日本で流行している血液型性格判断の考え方も、基本的には古川の考え方をベースにするものであって、正しさというよりは、占い機能・娯楽機能が重視されているようであり、真偽に対する研究はなされていないことに注意したい。科学としての「血液型と性格(に関係がないこと)」は、昭和初期に決着がついているのである。しかし、同じ放送大学の「人格心理学('09)」には、これとは真逆の逆の記述があります。
日本では血液型による性格判断が大きく流行しているが、これは韓国や台湾などでも見られる現象である。…はて?
心理学的には、血液型性格判断に関しては、それを積極的に主張できるような根拠は見つかっていない。むしろ、その妥当性を積極的に主張する論拠に対しては、心理学的には論駁されている。
2013-08-13 00:16
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