血液型と性格の常識(14) [血液型の常識]
ソボクナギモンさんから質問があったので、テレビの影響を調べるために、1999年(n=1300)と1999-2009年(n=6600)の全体を比べてみました。
ここでは、前回と同じ基準で、1999-2009年の高受容群のF値が4.5以上である質目項目を選んでみます。
グラフを見ればわかるとおり、1999年全体での差に比べると、1999-2009年全体では差が20%ほど増えていることがわかります。
相関係数は0.86(決定係数は0.75)ですから、差の方向はほとんど変わっていません。
#差が小さい部分は、見かけ上は統計誤差の割合が増えてますので要注意。
熟知度と確信度ですが、1999年は血液型ブームからしばらく経っているので、確かに、1999-2009年と比べると低くなっています。
【熟知度】
4点 7.9%→11.5%(+3.6%)
3点 54.4%→58.0%(+3.6%)
【確信度】
4点 12.2%→13.5%(+1.3%)
3点 46.5%→47.4%(+0.9%)
ということで、結論としては、テレビは多少は効果があったというのが妥当かと思います。
が、nさんや山岡さんが言うように、元々差がなかったと断定するのは無理でしょう。
差が多少は増えた、といったところでしょうか…。
そういう意味では、私の分析結果も変更する必要があるかもしれませんね。
なお、念のため、高受容群だけでも調べてみましたが、傾向はほぼ同じようなものです。
【補足】
高受容群で差が出ているのはテレビの影響かどうかはわかりません。
なぜなら、血液型に興味がある人はデータが差が出ていて、その人がテレビを見ている可能性もあるからです。
山岡さんは、そういった分析はしていないので、なんとも言えません。
ここでは、前回と同じ基準で、1999-2009年の高受容群のF値が4.5以上である質目項目を選んでみます。
グラフを見ればわかるとおり、1999年全体での差に比べると、1999-2009年全体では差が20%ほど増えていることがわかります。
相関係数は0.86(決定係数は0.75)ですから、差の方向はほとんど変わっていません。
#差が小さい部分は、見かけ上は統計誤差の割合が増えてますので要注意。
熟知度と確信度ですが、1999年は血液型ブームからしばらく経っているので、確かに、1999-2009年と比べると低くなっています。
【熟知度】
4点 7.9%→11.5%(+3.6%)
3点 54.4%→58.0%(+3.6%)
【確信度】
4点 12.2%→13.5%(+1.3%)
3点 46.5%→47.4%(+0.9%)
ということで、結論としては、テレビは多少は効果があったというのが妥当かと思います。
が、nさんや山岡さんが言うように、元々差がなかったと断定するのは無理でしょう。
差が多少は増えた、といったところでしょうか…。
そういう意味では、私の分析結果も変更する必要があるかもしれませんね。
なお、念のため、高受容群だけでも調べてみましたが、傾向はほぼ同じようなものです。
【補足】
高受容群で差が出ているのはテレビの影響かどうかはわかりません。
なぜなら、血液型に興味がある人はデータが差が出ていて、その人がテレビを見ている可能性もあるからです。
山岡さんは、そういった分析はしていないので、なんとも言えません。
血液型と性格の常識(13) [血液型の常識]
血液型と性格の常識(12)の続きです。
nさんから質問があったので、高受容群と低受容群では、同じような方向で差が出ているかどうかを、再度調べてみました。
前回は、山岡さんの6600人のデータから、項目全体のF値が10以上のもの9項目をピックアップしたところ、
・9項目中8項目が同じ血液型
・最も高い値の血液型と、他の血液型の値の加重平均の差を計算し、相関係数を調べてみると0.72(決定係数=0.51)とかなり高いと書きました。
が、これだけでは納得していただけないようなので、次の2つを追加しました。
nさんから質問があったので、高受容群と低受容群では、同じような方向で差が出ているかどうかを、再度調べてみました。
前回は、山岡さんの6600人のデータから、項目全体のF値が10以上のもの9項目をピックアップしたところ、
・9項目中8項目が同じ血液型
・最も高い値の血液型と、他の血液型の値の加重平均の差を計算し、相関係数を調べてみると0.72(決定係数=0.51)とかなり高いと書きました。
が、これだけでは納得していただけないようなので、次の2つを追加しました。
血液型と性格の常識(12) [血液型の常識]
nさんから質問があったので、高受容群と低受容群では、同じような方向で差が出ているかどうかを調べてみました。
山岡さんの6600人のデータから、項目全体のF値が10以上のもの9項目をピックアップし、高受容群と低受容群で最も値が高いものを調べてみたのが下のグラフです。
結果として、9項目中8項目が同じ血液型となりました。
最も高い値の血液型と、他の血液型の値の加重平均の差を計算し、相関係数を調べてみると0.72(決定係数=0.51)ですから、かなり高いといっていいでしょう。
以下がその質問項目で、()は最も高い値の血液型です。
なお、低受容群6600人のデータで項目全体のF値が10以上のもの9項目をピックアップしたのは、特に基準があるわけではありませんが、なるべく標本誤差の影響を少なくするために便宜的にそうしたものです。
ちゃんちゃん。
山岡さんの6600人のデータから、項目全体のF値が10以上のもの9項目をピックアップし、高受容群と低受容群で最も値が高いものを調べてみたのが下のグラフです。
結果として、9項目中8項目が同じ血液型となりました。
最も高い値の血液型と、他の血液型の値の加重平均の差を計算し、相関係数を調べてみると0.72(決定係数=0.51)ですから、かなり高いといっていいでしょう。
以下がその質問項目で、()は最も高い値の血液型です。
協調性がある(O型)高受容群に比べると低受容群の差は約1/5で、方向もほぼ同じであることがわかります。
思慮深く、物事に対して慎重な態度をとる(A型)
マイペース型で、周囲の影響は受けにくい(B型)
楽観的である(B型)
慎重さに欠けている(高受容群→B型/低受容群→AB型)
飽きっぽい(B型)
気分にムラがあって、ともすると2重人格のように見えることがある(AB型)
ものの言い方や表現法はもちろん、欲望の表し方もストレートである(B型)
個人主義的で、ともすれば自己中心的になってしまう(B型)
なお、低受容群6600人のデータで項目全体のF値が10以上のもの9項目をピックアップしたのは、特に基準があるわけではありませんが、なるべく標本誤差の影響を少なくするために便宜的にそうしたものです。
ちゃんちゃん。
血液型と性格の常識(11)【訂正版】 [血液型の常識]
数字を2回も間違えたので、改めて訂正版として書き直しました。
それと、2004&2005年のデータではなく、2005年のみのデータでした。
いやぁ、お恥ずかしい。
もう間違ってないと思うんですが…。
前回(10)からの続きです。
今回は、熟知度と確信度が上がったのに、逆に回答率の差が減ったという話です。
差が「思い込み」であるとするなら、こんなことは絶対にない…ということになります。
#こんなに簡単に解決するとは思ってませんでした。
では、まず結論から…。
現実のデータを分析すると、2004年にテレビで血液型番組が毎日のように放映され、熟知度・確信度が高くなっても、回答は意外と影響されていないようです。
#逆に、差が減っているのかも…。
不思議というべきか、当然と言うべきか、微妙なところですね。
さて、山岡さんの論文には、
#大差はないと考えてもいいかもしれません。
【高受容群の有意差が出た項目数】
1999年 15項目(n=649 全体1300) … 高受容群の熟知度・確信度が低
2005年 11項目 (n=795 全体1362) … 高受容群の熟知度・確信度が高
しかし、高受容群の熟知度・確信度が高くなっても、高受容群の差に変化はないか減ったのですから、「思い込み」説にとっては、かなり不利な展開になります。
なぜなら、(高受容群の熟知度・確信度の基準は変えていないので)差が減ったということは「思い込み」が減ったことになるからです。
#差が生じるのは「思い込み」によるというのが「思い込み」説ですから…。
どう考えてもおかしいですよね?
では、具体的な数字で説明してみましょう。
それと、2004&2005年のデータではなく、2005年のみのデータでした。
いやぁ、お恥ずかしい。
もう間違ってないと思うんですが…。
前回(10)からの続きです。
今回は、熟知度と確信度が上がったのに、逆に回答率の差が減ったという話です。
差が「思い込み」であるとするなら、こんなことは絶対にない…ということになります。
#こんなに簡単に解決するとは思ってませんでした。
では、まず結論から…。
現実のデータを分析すると、2004年にテレビで血液型番組が毎日のように放映され、熟知度・確信度が高くなっても、回答は意外と影響されていないようです。
#逆に、差が減っているのかも…。
不思議というべきか、当然と言うべきか、微妙なところですね。
さて、山岡さんの論文には、
山岡(2001*1, 2006*2)が報告しているように,血液型性格判断はマスコミ情報に影響された思い込み,根拠をもたない俗信
出典:山岡重行「テレビ番組が増幅させる血液型差別」心理学ワールド 2011年1月号 52号 特集/偏見とステレオタイプの心理学 pp.8
出典(*1):山岡重行(2001)「血液型性格診断に見るダメな大人の思考法:思い込みと勘違いのメカニズム」ダメな大人にならないための心理学 ブレーン出版 pp.33-73.
山岡(1999)の熟知度・確信度と比較すると2005年の方が熟知度・確信度ともに高くなっていた(熟知度:.876,df=2660,p<.001;確信度:t=3.336,df=2660,p<.005)。やはり2004年度に放送された大量のTV番組が血液型性格診断の知識を普及させ、それが正しいと信じる人間を増大させたのである。とありますが、逆に高受容群(=熟知度・確信度が高い)でF検定で有意差が出た項目は1999年の15項目から2005年の11項目へと減っています。
出典(*2):山岡重行(2006)「血液型性格項目の自己認知に及ぼす TV 番組視聴の効果」日本社会心理学会第47回大会発表論文集 pp.76-77.
#大差はないと考えてもいいかもしれません。
【高受容群の有意差が出た項目数】
1999年 15項目(n=649 全体1300) … 高受容群の熟知度・確信度が低
2005年 11項目 (n=795 全体1362) … 高受容群の熟知度・確信度が高
しかし、高受容群の熟知度・確信度が高くなっても、高受容群の差に変化はないか減ったのですから、「思い込み」説にとっては、かなり不利な展開になります。
なぜなら、(高受容群の熟知度・確信度の基準は変えていないので)差が減ったということは「思い込み」が減ったことになるからです。
#差が生じるのは「思い込み」によるというのが「思い込み」説ですから…。
どう考えてもおかしいですよね?
では、具体的な数字で説明してみましょう。
血液型と性格の常識(10) [血液型の常識]
血液型と性格の常識(9) [血液型の常識]
前回(8)からの続きです。
前回のF検定の説明がわかりにくいということなので、今度は使わない説明にトライしてみます。
では、まず結論から…。
現実のデータを分析すると、2004年にテレビで血液型番組が毎日のように放映され、熟知度・確信度が高くなっても、回答は意外と影響されていないようです。
不思議というべきか、当然と言うべきか、微妙なところですね。
さて、山岡さんの論文には、
#大差はないと考えてもいいかもしれません。
【高受容群の有意差が出た項目数】
1999年 15項目(n=649 全体1300) … 全体として熟知度・確信度ともに低
2004&2005年 11項目 (n=795 全体1362) … 全体として熟知度・確信度ともに高
つまり、(高受容群の人数が増えて)全体としては熟知度・確信度が高くなっても、高受容群の差に変化はないか減ったのですから、「思い込み」説にとっては、かなり不利な展開になります。
なぜなら、(高受容群の熟知度・確信度の基準は変えていないので)差が減ったということは「思い込み」が減ったことになるからです。
#差が生じるのは「思い込み」によるというのが「思い込み」説ですから…。
どう考えてもおかしいですよね?
#ここまでは(8)と同じです。
では、具体的な数字で説明してみましょう。
前回のF検定の説明がわかりにくいということなので、今度は使わない説明にトライしてみます。
では、まず結論から…。
現実のデータを分析すると、2004年にテレビで血液型番組が毎日のように放映され、熟知度・確信度が高くなっても、回答は意外と影響されていないようです。
不思議というべきか、当然と言うべきか、微妙なところですね。
さて、山岡さんの論文には、
山岡(2001*1, 2006*2)が報告しているように,血液型性格判断はマスコミ情報に影響された思い込み,根拠をもたない俗信
出典:山岡重行「テレビ番組が増幅させる血液型差別」心理学ワールド 2011年1月号 52号 特集/偏見とステレオタイプの心理学 pp.8
出典(*1):山岡重行(2001)「血液型性格診断に見るダメな大人の思考法:思い込みと勘違いのメカニズム」ダメな大人にならないための心理学 ブレーン出版 pp.33-73.
山岡(1999)の熟知度・確信度と比較すると2005年の方が熟知度・確信度ともに高くなっていた(熟知度:.876,df=2660,p<.001;確信度:t=3.336,df=2660,p<.005)。やはり2004年度に放送された大量のTV番組が血液型性格診断の知識を普及させ、それが正しいと信じる人間を増大させたのである。とありますが、逆に高受容群(=熟知度・確信度が高い)でF検定で有意差が出た項目は1999年の15項目から2004&2005年の11項目へと減っています。
出典(*2):山岡重行(2006)「血液型性格項目の自己認知に及ぼす TV 番組視聴の効果」日本社会心理学会第47回大会発表論文集 pp.76-77.
#大差はないと考えてもいいかもしれません。
【高受容群の有意差が出た項目数】
1999年 15項目(n=649 全体1300) … 全体として熟知度・確信度ともに低
2004&2005年 11項目 (n=795 全体1362) … 全体として熟知度・確信度ともに高
つまり、(高受容群の人数が増えて)全体としては熟知度・確信度が高くなっても、高受容群の差に変化はないか減ったのですから、「思い込み」説にとっては、かなり不利な展開になります。
なぜなら、(高受容群の熟知度・確信度の基準は変えていないので)差が減ったということは「思い込み」が減ったことになるからです。
#差が生じるのは「思い込み」によるというのが「思い込み」説ですから…。
どう考えてもおかしいですよね?
#ここまでは(8)と同じです。
では、具体的な数字で説明してみましょう。
血液型と性格の常識(8) [血液型の常識]
前回(7)からの続きです。
山岡さんの論文には、
#大差はないと考えてもいいかもしれません。
【高受容群の有意差が出た項目数】
1999年 15項目(n=649 全体1300) … 熟知度・確信度ともに低
2004-2005年 11項目 (n=795 全体1362) … 熟知度・確信度ともに高
つまり、熟知度・確信度が高くなっても、差に変化はないか減ったのですから、「思い込み」説にとっては、かなり不利な展開になります。
と書いたら、nさんに納得していただけませんでした。F検定を知っているなら、なぜ納得していただけないのか(私にとっては全く?)不思議なのですが、ソボクナギモンさんからも同じ質問があるので、簡単におさらいという意味で説明しておきましょう。
山岡さんの論文には、
山岡(2001*1, 2006*2)が報告しているように,血液型性格判断はマスコミ情報に影響された思い込み,根拠をもたない俗信
出典:山岡重行「テレビ番組が増幅させる血液型差別」心理学ワールド 2011年1月号 52号 特集/偏見とステレオタイプの心理学 pp.8
出典(*1):山岡重行(2001)「血液型性格診断に見るダメな大人の思考法:思い込みと勘違いのメカニズム」ダメな大人にならないための心理学 ブレーン出版 pp.33-73.
山岡(1999)の熟知度・確信度と比較すると2005年の方が熟知度・確信度ともに高くなっていた(熟知度:.876,df=2660,p<.001;確信度:t=3.336,df=2660,p<.005)。やはり2004年度に放送された大量のTV番組が血液型性格診断の知識を普及させ、それが正しいと信じる人間を増大させたのである。とありますが、逆に高受容群(=熟知度・確信度が高い)で差が出た項目は1999年の15項目から2004-2005年の11項目へと減っています。
出典(*2):山岡重行(2006)「血液型性格項目の自己認知に及ぼす TV 番組視聴の効果」日本社会心理学会第47回大会発表論文集 pp.76-77.
#大差はないと考えてもいいかもしれません。
【高受容群の有意差が出た項目数】
1999年 15項目(n=649 全体1300) … 熟知度・確信度ともに低
2004-2005年 11項目 (n=795 全体1362) … 熟知度・確信度ともに高
つまり、熟知度・確信度が高くなっても、差に変化はないか減ったのですから、「思い込み」説にとっては、かなり不利な展開になります。
と書いたら、nさんに納得していただけませんでした。F検定を知っているなら、なぜ納得していただけないのか(私にとっては全く?)不思議なのですが、ソボクナギモンさんからも同じ質問があるので、簡単におさらいという意味で説明しておきましょう。
nさんとの議論が終了したようです [血液型の常識]
どうやら、nさんとの議論が終了したようです。
というのは、私の最後のコメントから、10日以上も返事がないからです。
以前はほとんど即日だったのが、2日、3日とどんどん遅くなり、そしてとうとう10日が経ってしまいました。
もう期待しても無理でしょう。
実は、否定論者の議論のパターンはだいたい同じで、議論が佳境にさしかかったところで、相手が唐突に「時間がない」と言いだし、一方的に議論が打ち切られます(=返事がもらえなくなる)。
さて、以下が未回答の部分です。
これを読んで、返事がもらえるといいのですが。
せっかくいいところなのに、本当に残念です。
というのは、私の最後のコメントから、10日以上も返事がないからです。
以前はほとんど即日だったのが、2日、3日とどんどん遅くなり、そしてとうとう10日が経ってしまいました。
もう期待しても無理でしょう。
実は、否定論者の議論のパターンはだいたい同じで、議論が佳境にさしかかったところで、相手が唐突に「時間がない」と言いだし、一方的に議論が打ち切られます(=返事がもらえなくなる)。
さて、以下が未回答の部分です。
これを読んで、返事がもらえるといいのですが。
せっかくいいところなのに、本当に残念です。
血液型と性格の常識(7) [血液型の常識]
前回(6)からの続きです。
いままでに、低受容群の人は人の性格に興味がないのでは?と書きました。
だから、低受容群の人はあまり差が出ないということになります。
が、まさにそのとおり、という記述を(なんと!)心理学者の本から発見しました。
いままでに、低受容群の人は人の性格に興味がないのでは?と書きました。
だから、低受容群の人はあまり差が出ないということになります。
が、まさにそのとおり、という記述を(なんと!)心理学者の本から発見しました。
血液型と性格の常識(6) [血液型の常識]
前回(5)からの続きです。
いままでは、否定論者の説を散々批判してきました。
それなら、私自身はいったいどう考えているんだ、という質問があったので書いておくことにします。
まず、私のスタンスについて説明しておきましょう。
これは極めて単純で、全てのデータが矛盾なく説明できる、の一言につきます。
もっとも、単純な原則ほど実際には大変なわけで、だから長々と論争が続いているわけです。
#例えば、株でも先物でも、「安いときに買って高いときに売る」のが原則で、この単純な原則通りに取引できれば誰でもお金持ちになれるはず…ですよね。(笑)
さて、本題に移りましょう。
以下が私の「仮説」です。
単純な原則にもかかわらず、意外に複雑と感じる人が多いのではないでしょうか?
いままでは、否定論者の説を散々批判してきました。
それなら、私自身はいったいどう考えているんだ、という質問があったので書いておくことにします。
まず、私のスタンスについて説明しておきましょう。
これは極めて単純で、全てのデータが矛盾なく説明できる、の一言につきます。
もっとも、単純な原則ほど実際には大変なわけで、だから長々と論争が続いているわけです。
#例えば、株でも先物でも、「安いときに買って高いときに売る」のが原則で、この単純な原則通りに取引できれば誰でもお金持ちになれるはず…ですよね。(笑)
さて、本題に移りましょう。
以下が私の「仮説」です。
単純な原則にもかかわらず、意外に複雑と感じる人が多いのではないでしょうか?