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血液型と性格の常識(7) [血液型の常識]

前回(6)からの続きです。

面白いほどよくわかる! 自分の心理学

面白いほどよくわかる! 自分の心理学

  • 作者: 渋谷昌三
  • 出版社/メーカー: 西東社
  • 発売日: 2013/04/05
  • メディア: 単行本


いままでに、低受容群の人は人の性格に興味がないのでは?と書きました。
だから、低受容群の人はあまり差が出ないということになります。
が、まさにそのとおり、という記述を(なんと!)心理学者の本から発見しました。

14ページから15ページ
1 自分のことをもっと知りたい
血液型の話が好まれる理由は、自分や他人を知りたいという心理から
みんな自分のことはよくわからない
 あなたは、血液型を気にするほうですか? それとも、あまり気にしませんか? 血液型の話は、初対面の人やあまりよく知らない人と会ったときなどにでも気軽にでき、相手がどんな性格か想像するのも楽しいもの。ただし、科学的な裏づけがあるわけではなく、また、複雑な性格(→P16)を持つ人間を、「A型は几帳面」「B型は自分勝手」などと4つのタイプに分けるのは、ものごとを単純にしすぎた見方です。
 私たちが非科学的だと思いながらも血液型の話が好きな理由は、自分でも自分のことがよくわからないので自分を知る参考にするためです。血液型の本やインターネット、雑誌の占いページなどを見て、「私はこういうタイプなのか」「○型の人と相性がよいんだ」「○型だから、こういうところに気をつけなくちゃいけない」と自分のことがわかった気になるのです。
人との関係に不安がある
 もうひとつの理由は、血液型を知ることで、他人の行動を予測できるような錯覚に陥るからです。他人を血液型で判断したがる人は、対人関係(自分と人との関係)に不安(→P68)があることが多く、まわりの人が何を考え、どうしたいのかを気にします。
 もっとも、気にしているからといって、その人のことを深く知ろうとしているわけではありません。「この人は何を考えているのだろう」と分析するのではなく、「あの人はA型だから仕方がない」などとレッテル(→P68)をはって納得することが大半です。
 いずれにせよ、血液型による性格分類がこれほどまでに定着したのは、自分と他人の性格や心理を少しでも理解したいという気持ちが強いからです。
太字は元からのもの
これは、とてもわかりやすい文章ですね。

私が驚いたのは「血液型の話は、初対面の人やあまりよく知らない人と会ったときなどにでも気軽にでき、相手がどんな性格か想像するのも楽しいもの。」と断言していることです。いつのまにか、差別じゃなくなったのでしょうか?
ひょっとして、血液型裁判の影響なのかな?

また、血液型を知ることのメリットも明確に書いてあります。

 ・誰とでも気軽に話題にでき楽しい
 ・自分を知る参考になる
 ・他人の行動を予測できる

そして血液型が好きな人は「自分と他人の性格や心理を少しでも理解したいという気持ちが強い」としめくくっています。
まさに、私が言わんとすることを言っているのではないですか!
いったいどうしたんでしょう?[るんるん]

ちなみに、最近の傾向ですが、血液型の否定の根拠は「科学的な裏づけ(根拠)がない」というだけで、出典も不明、統計的な話も不明と、昔に比べてどんどん後退してきています。
時代なんですねぇ。[グッド(上向き矢印)]
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