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最近の学生は血液型が話題にならない?




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バイデン氏の血液型は公開されていない?

次期アメリカ大統領に当選しそうなバイデン氏ですが、残念ながら血液型は公開されていないようです。
なお、診断書は2019年12月15日現在のものです。



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なぜ心理学の性格検査で血液型の差が出ないのか【追記あり】

いろいろ調べてみましたが、ほぼ結論が出ました。

主要5因子性格検査ハンドブック 三訂版: 性格測定の基礎から主要5因子の世界へ (単行本)

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  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2017/04/03
  • メディア: 大型本

1. 血液型で差が出るような質問項目がない

性格検査の質目項目は、原則として非公開なのですが、例外的に論文に載っている場合があります。
たとえば、この論文では全60項目が掲載されていますが、差が出そうなのは「神経質」「几帳面」「自己中心的」の3つぐらいしかないようです…。[バッド(下向き矢印)]

2. 心理学の性格モデルは完成度が低い

心理学の性格モデルは、どれも30年ぐらい前までに作られています。
代表的な心理学の性格検査について、モデル作成に使った被験者数を調べてみたところ、ほとんどが「1000人」程度かそれ以下でした…。
私の分析したデータは、ざっくり「30万人」(延人数)ですから、少なくとも「2桁」は違うのです。
つまり、おかしいのは心理学の性格モデルであって、血液型が間違っているのではありません。
昔は紙の調査用紙しか使えないので、シコシコと汎用機や16ビットパソコンで分析したのでしょうから、数百人が限界だったのでしょうね…。

次は、私が調べた例です。

○Big Five
Goldberg L. R. (1990年)
An Alternative "Description of Personality": The Big-Five Factor Structure
→大学生187人

○Big Five (NEO-PI-R)
Piedmont R. L., McCrae R. R., Costa P. T. (1987年)
Adjective Check List Scales and the Five-Factor Model
→大学生414+ボランティア445人

○同上
McCrae R. R., Costa P. T. (1987年)
Validation of the five-factor model of personality across instruments and observers
→738人の他者評定+成人275人

○日本語版Big Five
和田さゆり (1996年) 
性格特性用語を用いたBig Five尺度の作成
→大学生583人

○本家TPQ
Cloninger C. R. (1986年)
A unified biosocial theory of personality and its role in the development of anxiety states - Psychiatric developments, 1986
→不明?

○本家TCI
Cloninger C. R. (1987年)
A Systematic Method for Clinical Description and Classification of Personality Variants : A Proposal
→大学2年生101人

○日本語版TPQ
竹内美香, 吉野相英, 大野裕, 加藤元一郎, 北村俊則 (1992年)
Cloningerの3次元人格(TPQ)理論および日本語版 Tridimensional Personality Questionnaire (TPQ). 精神科診断学, 3;491-505, 1992.
→大学生450人

○日本語版TCI
木島伸彦,斎藤令衣,鈴木美香,吉野相英,大野裕,加藤元一郎,北村俊則 1996年
Cloningerの気質と性格の7因子モデルおよび日本語版 Temperament and Character Inventory (TCI). 精神科診断学, 7; 379-399, 1996.
→大学生395人+377人、一般555人

もっとも、心理学者はこんなことは絶対認めないでしょうね…[たらーっ(汗)]

【追記】

具体的に何が違うかというと、例えば1985年当時の世界最速のスーパーコンピューター(CRAY-2)での計算速度は1.9GFLOPS(1秒間に19億回の浮動小数点演算)ですが、現在の少しいいCPU(たとえばRyzen 5 4500U)だと316.9GFLPSだから、単純計算で「150倍速」になります。

つまり、30年前の「スーパーコンピューター」より現在の「パソコン」の方が全然速いわけです[パンチ]

参考までに、現在世界最速のスーパーコンピューター富岳は415.53PFLOPS(1秒間に41京回の浮動小数点演算)だから、1985年当時と比べると「2億倍」速くなったことになります[exclamation×2]

このように、技術の急速な進歩で、昔は到底不可能だったことも簡単にできるようになりました。たとえば、数千人程度のデータなら、普通のパソコンだって、血液型と年齢や性別の相互作用まで楽々分析できてしまいます。もちろん、一昔前はそんなことは極めて困難でした(絶対にできないとは言いませんが…)。

また、インターネット調査だと、少し奮発すれば数千人のデータも入手可能ですし、(普通の統計パッケージでは不可能な非線形モデルなどの)AIを使った分析でもAWSで数千円もあれば手軽にできます。
ということですから、はっきり言って、心理学の性格モデルは世の中の動きから相当遅れている言っていいでしょう…[たらーっ(汗)]

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血液型と新型コロナとの関係 O型の人は感染しにくく重症化しにくい? [新型コロナ]


Yahoo!ニュースによると、世界各国で研究が進んでいるようです。
この記事では、中国、デンマーク、イタリア、スペイン、カナダ、そしてアメリカでの研究が紹介されており、結論としては、SARSと同じくO型の人は感染しにくく重症化しにくいとのこと。

面白いのは、執筆者の忽那氏の血液型がB型であることです。

日本では血液型と性格との関連がよく言われます。

私はB型ですが、そのことを伝えると「ああーやっぱりねー」とよく言われます。「いや、何がやっぱりなんだよッ!」って思いますけどね。だって血液型によって性格が違うわけないじゃないですか。

テレビとかでも「血液型占い」とかあって、私なんかは「血液型で運命が変わるっていうエビデンスがあんのかよッ!?」と斜に構えて見てしまいます。

だって血液型って単に赤血球の表面の糖鎖っていう糖が鎖状に繋がったものの構造の違いであって、そんなもので性格やら運命やらが変わるわけないじゃないですか。

血液型を当てられて反発するのはB型ではよくあります。また、血液型物質は「赤血球の表面だけ」ではなく、ほとんど全身に分布しているので、この解説は科学的には間違いです。

わからないものにとりあえず反対するのは、まさに典型的なB型の天邪鬼性で、思わず噴き出してしてしまいました。[わーい(嬉しい顔)]
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大富豪はO型が多い?


この動画によると、中国でもO型はお金持ちらしいです。
羨ましい…[ふくろ]

マーク・ザッカーバーグ O フェイスブック
スティーブ・ジョブズ O アップル
ビル・ゲイツ O マイクロソフト
孫正義 O ソフトバンク
ジェフ・ベゾス B アマゾン
デビッド・コーク A コークインダストリーズ
サム・ウォルトン O ウォルマート
アマンシオ・オルテガ O ザラ
ウォーレン・バフェット O バークシャー・ハサウェイ
馬雲 O アリババ
劉強東 O 京東集団
馬化騰 O テンセント
松下幸之助 A パナソニック

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