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新型コロナは沈静化しつつある!?【4月21日版・再追あり】 [新型コロナ]

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前回の続きです。

日本全体でも東京都でも、引き続き新規感染者数がゆるやかに減少しているようです…と書く予定だったのですが、あまりにもワンパターンで飽きたので、趣向を変えることにします。[たらーっ(汗)]

さて、現実の新規感染者数のデータには複数のピークがあります。
私は、単なる統計的なバラツキだと思っていたのですが、これらを見事に説明できる仮説を見つけましたので、ここに紹介させていただきます。

独立系ビジネス評論サイト 新宿会計士の政治経済評論
【読者投稿】それでも日本では感染爆発は起きていない―伊江太

少々長いのですが、伊江太さんの主張をポイントを引用します。

わたしはこの感染拡大がそれまで隠れていた市中のウイルス散布者によって引き起こされたものとは考えません。欧米での急速な感染拡大、これに追われるように帰国した人達、およびそれによって持ち込まれたウイルスが周囲に感染したものであり、その急激な感染増加は、これまで日本での感染爆発を抑えてきたメカニズムによって、徐々にではあるものの、すでに目に見える形で収縮する方向に向かっているというのが、わたしの判断です。

このような見方が当を得たものであるかどうか、検証できるまでにはまだ1ヵ月程度は必要であるとわたし自身思っております。しかし、どうも座視することのできない危急の問題が生じてきているように思います。

厚労省専門家会議の一委員が、放置すれば重症感染者85万、死者40万人以上などという、わたしからみれば途方もない数値を挙げて危機感を煽り、マスコミは挙げて無批判にこの話を垂れ流す。さらには自らの政治的存在感を示したいのか、国の政策に圧力を加えて、国民の自覚的抑制と言いつつ実質的都市ロックダウンを促す、小池東京都知事にような動きも見られます。国民の側からの検証もないまま、このような状況が進行していけば、この社会、経済に長期的に回復できない深刻な被害が発生する恐れなしとはしないと思えます。

そこで、入国制限日の2週間後(潜伏期)に新規感染者のピークが来るとして計算すると…

国名 入国制限日→2週間後
中韓 3/9→3/23
欧州 3/21→4/5
米国 3/26→4/10
東南アジア 3/28→4/12
その他 4/3→4/16

となり、現実のデータにある複数のピークとほぼ一致します。

corona72.JPG

これには驚きました。
特に、日本全体では、4月11日の最大のピークの後に、4月18日にもう一度ピークがあるのが不可解だったのですが、非常にうまく説明できることがわかります。

データの出所:
厚労省報道発表資料
東京都新型コロナウイルス感染症対策本部報

グラフの人数は本日の累計から前日の累計を単純に減じた数値(過去の数値は遡って訂正しない)を採用しています。

厚労省の発表は1日遅れなので、SmartNewsでチェックすると、日本全体の今日の人数は388人(23:00現在)でした。

対して、回復者は117人なので、来月になれば現在の患者数は減少しはじめると思われます。

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出所:週刊東洋経済ONLINE

本日の死亡者は15人、重症者は1人でした。

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【2020.4.22 0:10追記】

その後、こんなつぶやきを見つけました。

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出所:上昌弘氏のツイート

となると、最初に紹介した伊江太さんの仮説はどうやら正しそうです。そしてまた、現実の新規感染者数のデータとも矛盾しません。

仮にそうだとするなら、最近になって新規感染者数が減少傾向なのは、「緊急事態宣言」とは関係なく、3月から4月初めにかけての「入国制限措置」ということになります…。[たらーっ(汗)]

corona70.JPG

【2020.4.22 7:05追記】

厚労省の発表では、3/27頃4/5頃に空港検疫で大量の感染者が見つかっています。当然、見つからずに検査をすり抜けた人も少なくないはずで、「入国制限日の2週間後が新規感染者のピーク」はほぼ間違いないかと。

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