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血液型を患者が知っていたとしても関係ない? [サイト紹介]

こういうツイートがありました。

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血液型を患者が知っていたとしても関係ないんですよこれ。Rh型まで知ってるかどうかもありますし、知っていて患者から申告されたとしても病院は必ず採血して血液型を確認します。それが医療安全です。待てないなら膠質液で時間稼ぎしつつO型緊急輸血

この手のツイートは結構ありますが、結論から言うと間違っています。

なぜなら、前提が「設備がきちんとした医療機関で輸血が必要になるような(外科手術をする)場合」に限定されるからです。それ以外は、医師でも専門知識はありませんから、何も言えません。

極端な例ですが、私の茶化すようなリプ

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軍隊では必ず調べますけど…。意味がないんですか?

は、この前提に当てはまらないので、「血液型を患者が知っていたとしても関係ない」とは言えません。

また、仮に血液型と病気に密接に関係があるとするなら、血液型を知っていたら健康管理に役立つでしょうし、性格と関係があるとしたら、人間関係をスムーズにするのに役立つでしょう。

専門家だからといって、物事を単純に白黒で割り切らないで欲しいものです。
コメント(4) 

コメント 4

欺善者

そういえば確かに聞かれもしなかったですね、私も。その代わり万が一の場合に備え、輸血の同意書に署名を求められましたが。ついでにHIV検査への同意も…。まぁ、血液型を調べるということはついでにHIVも分かるから、献血時と同じく同意を求めるんでしょうね。その「医療安全」というのはHIVを検査したいのが目的で、だから血液型を尋ねることもしないんでしょう。素直に術中の感染リスクのことも話してくれましたから。結果的には輸血にはならなかったのですが、輸血で性格が変わるとかいう話のことを意識しました。あいにく性格は変わらず私もよく茶化しますが、どうも此処ばかり読んでいると口が悪くなるようで、精神的影響とは恐ろしいですね。。

物の見方や考え方、行動の癖が付いて習慣化したものが性格ですから、人為的なものは自然界の法則ではありませんが、繰り返し現れる規則性・法則性を持っていれば人文科学の対象たり得ます。人間の意思によって変化するような法則性など、自然科学ではないということかも知れませんが、人間性を自然科学だけで考えるべき、自然界の法則性だけに求めるという考え方(イデオロギー)は間違っています。思想とは思考パターンのことに過ぎないので繰り返される法則性がありますが、性格とは物の見方、考え方の癖、精神の性質(習性)のことであり、血液型は人間の思考傾向(思想)に影響を与えている要因の一つに過ぎません。人間を動かしているものは物の見方、考え方、思想であり性格ですが、思想は人間の精神のプログラムのようなものです。

by 欺善者 (2020-01-13 21:48) 

欺善者

何も言えないほど専門知識がなくても医師が務まるんでしょうかね。近所にあるような内科のクリニックや診療所のことではないかと思いますが、そのような開業医というのは、かつて大学病院や総合病院などに勤務した経験を持っていて、輸血に関する専門知識が「何も言えない」ほど無いとは思えませんが。
専門知識とは、理科の授業程度の血液型検査ではなく、医療レベルという意味でしょうが、外科手術のような設備も無い近所の内科医でも、注射や点滴、尿、血液検査くらいは行うのに、検査機関に依頼しているから何も知識は無いんでしょうか。

手術・輸血設備のある医療機関と比べ、それ以外を全て一括りにして、専門家のツィートを「間違っている」と断じていますが、「それ以外」の医師がこの記述を見たら何と思うか、私は医学の素人なので意見を聞いてみたいですね

by 欺善者 (2020-01-18 15:40) 

ABOFAN

前線では「設備がきちんとした医療機関で輸血が必要になるような(外科手術をする)場合」には当てはまりません。前線で兵士が負傷して、一刻も早く輸血しないと命にかかわる場合、つまり「採血して血液型を確認」する前に死亡する可能性が高い場合にはどうするのかという話です 。
もちろん、「採血して血液型を確認」するまで輸血しない(死亡する可能性が高い)というのも選択肢の一つです。
ただ、普通の軍医ならそうはしないでしょう。そういう万が一のときに備えて、血液型を表示したドッグタグを兵士が付けているわけですから…。
また、献血をして特殊な血液型だとわかったという話もチラホラ聞きます。その場合は、赤十字血液センターに登録して緊急時の輸血に備えるわけです。
極論ですが、「血液型を患者が知っていたとしても関係ない」なら、そういう血液型を確保しようがないので、患者への輸血が不可能になります。
もう少し身近な例では、
O型の人は、なぜ積極的に献血したがるのか
https://abofan.blog.ss-blog.jp/2019-12-01
に書いたように、自分の血液型を知らないと、その血液型が余っている場合には、せっかくの献血の善意が無意味になることもあるのです。
いくつかの例を出しました。このように臨床医学的な常識は、いつどこでも通用すると思っていることが、そもそも無理だということになります。
念のため、コメントいただいても反応しませんので、あらかじめご承知おきください。
by ABOFAN (2020-01-19 09:05) 

欺善者

相変わらず物の見方、考え方がズレてますね。天然なのか投げやりなのかは分かりませんが、揚げ足取りや悪意ではないです。専門家に対して、「それ以外は、医師でも専門知識はありませんから、何も言えません」として、専門家に「間違っている」と指摘しておられることに対し、それ以外の医師に専門知識が無いというのは本当なのか、素人なりの疑問を呈しただけで、戦場や日常生活などで役に立つことについては異論も無いので触れてもいませんが。

今朝、近所のスーパーへ行ったら、狙ったようなタイミングで献血車が来ていたので、日赤の社員ではありますが聞いてみたら、輸血は研修医が最初に経験する研修だそうで、高度な設備と専門知識を要求されるなら戦場で輸血など出来ないとのことです。

>臨床医学的な常識は、いつどこでも通用すると思っている
主語が無いので、誰がそう思っているのか分かりませんが、念のため私ではありませんが、専門家のことでしょうかね。

AB型のヘソは曲げるためにあると思っているので、例によって反応は期待してませんが、却って変だから言わなければ良いのに…と。Twitterを承認制にしている人と何となく似てますね。
専門家の間違いを正すのは結構ですが、医学的素人を自称する人が、仮にも専門家に対し、「それ以外の医師」に専門知識は無いと、まるで専門家の如く意見している訳ですから。

ついでに血液型的人間観について。

カルロス・ゴーンが逃亡した行動からO型と推測しておられるようですが、「逃がしてくれ、金なら出す」と、専門家に依頼してケースに入っているだけなら何型でも出来るので、O型の行動力もへったくれもありません。ゴーンが日本のシステムや、空港の構造、セキュリティなどを熟知して自ら指揮したとは思えませんし。そう言う私も、ゴーンの日頃の振る舞いや、三白眼の鋭い眼光からO型のような気はしてますが、逃亡時の行動からではないです。

あと、中曽根康弘と小泉進次郎について、行動力のO型、理念のAB型と評しておられましたが、国営企業の民営化は中曽根のアイデアなどではなく、当時、アメリカから日米構造協定、日米半導体協議、年次改革要望書などを突き付けられて、日本は閉鎖的だ、規制緩和だ、市場開放だ、改革だ、民営化だ、国際化だと、命令されていたものを実行に移しただけで、小泉純一郎の郵政民営化はその最後の残りに過ぎません。

アメリカの言う通りにすることが正しい改革開放、国際化であり、日本は遅れていると錯覚しているのが日本の政界、官界、財界、マスコミで、間違っても政治家個人の血液型気質だけで政治が動いているのではありません。例えば、もし中曽根康弘と小泉進次郎が逆の立場だったら、アメリカに命令されたことを実行するだけなので、信次郎が今のように無能呼ばわりされる暇も無かったと思うし、中曽根が現役の閣僚だったなら今の政治家とも大差無く、やることも大して無かったと思います。ただ、「ポエム」は無いと思いますが、O型には鳩山由紀夫のようなのがいますから。

規制緩和、改革、開放、自由経済、国際化、多様化、女性の活躍、平和、環境保護などと、リベラリズム、グローバリズム、金銭唯物主義のユダヤ思想を吹き込めば、政治哲学など皆無の日本の政治家を動かすのはいとも簡単です。信次郎は脱原発・脱火力を目指すとし、支那共産党の差し金である環境少女のグレタに共感してましたが、血液型だけで人間や社会を考えていると頓珍漢な人間観になってしまいます。

by 欺善者 (2020-01-19 15:57) 

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