心理学的な血液型と性格の「否定の根拠」が事実上消滅!? [サイト紹介]
Googleで「血液型と性格」で検索すると、上位に出てくるサイトに「こころ検定」というのがあります。

そこには、
とあり、こんな感じでGoogleのスニペットにもよく表示されます。

しかし、その根拠となる「研究成果」が示されていないので、問い合わせてみました。
【3/12付け質問】
お忙しい中失礼します。
貴サイトの「血液型性格判断は正しい?」という記事には、
心理学における現在までの研究において、血液型とパーソナリティの関係については否定的な研究成果が多く、関連はないと考えられています。
https://www.cocoroken.jp/blog/wp/is-blood-type-personality-judgment-correct
とありますが、現時点で、「血液型と性格」についての主な査読あり英語論文を比較すると、学術的な評価、データの量と質、分析方法などで、肯定的な論文が否定的な論文を(明らかに)上回っているようです。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000076346.html
貴サイトの当該記事で「心理学における現在までの研究において、血液型とパーソナリティの関係については否定的な研究成果が多く」の根拠が明示されていないのですが、具体的な論文名は公開されないのでしょうか?
確認したいので、大変お手数ですが、ご教示いただけないでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
【3/13付け回答】
こころ検定おもしろコラム編集部です。
さて、下記お問い合わせいただきました件、当編集部がコラム執筆において参考にした論文等のURLをご案内いたします。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/personality/15/1/15_1_33/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/35/2/35_234/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/85/2/85_85.13016/_pdf/-char/ja
(特にこの研究は日本だけでなくアメリカの大規模なデータによるもの)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pacjpa/76/0/76_1PMA50/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cogpsy/2012/0/2012_110/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/amjspp/19/0/19_108/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/amjspp/18/0/18_11/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/amjspp/14/0/14_37/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/amjspp/13/0/13_56/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/amjspp/13/0/13_54/_pdf/-char/ja
以上をもちまして、本件お問い合わせの回答・対応を終了させていただきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こころ検定
メンタルケア学術学会
研究・業務センター(お客様お問い合わせ受付)
:0948‐83‐5588(平日9時〜18時)
http://www.mental-c.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【結論】
結局、根拠はほぼ10年以上前の「サンプル1万人程度」かつ「日本語論文」だけで、なぜか(?)最新の何十万人も調べた英語論文は反映されていないようです。
そして、「以上をもちまして、本件お問い合わせの回答・対応を終了させていただきます。」というのもなかなか…。
このことは、以前の記事、
・心理学では「血液型と性格」の話題はタブーなのか?
・同じ血液型の中国人は結婚しやすい?(サンプル100万人超
)
にも書いたように、既に心理学的な「否定の根拠」が事実上消滅(!?)したことを示しています…![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif)
もっとも、人間は神ではありませんから、最新情報のチェックが遅れ、過去の研究結果から間違った情報を示しているなら、まぁしょうがないでしょう。ミスを訂正すればいいだけです。
しかし、明らかな間違いが分かってからも、その情報の訂正を拒否するという態度はいただけませんね。これは「ニセ科学」と言うしかないでしょう。文科省がよく後援しているものです
。
確か、新型コロナでも同じようなことがあったような気が…。
。
そこには、
心理学における現在までの研究において、血液型とパーソナリティの関係については否定的な研究成果が多く、関連はないと考えられています。
とあり、こんな感じでGoogleのスニペットにもよく表示されます。
しかし、その根拠となる「研究成果」が示されていないので、問い合わせてみました。
【3/12付け質問】
お忙しい中失礼します。
貴サイトの「血液型性格判断は正しい?」という記事には、
心理学における現在までの研究において、血液型とパーソナリティの関係については否定的な研究成果が多く、関連はないと考えられています。
https://www.cocoroken.jp/blog/wp/is-blood-type-personality-judgment-correct
とありますが、現時点で、「血液型と性格」についての主な査読あり英語論文を比較すると、学術的な評価、データの量と質、分析方法などで、肯定的な論文が否定的な論文を(明らかに)上回っているようです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000076346.html
貴サイトの当該記事で「心理学における現在までの研究において、血液型とパーソナリティの関係については否定的な研究成果が多く」の根拠が明示されていないのですが、具体的な論文名は公開されないのでしょうか?
確認したいので、大変お手数ですが、ご教示いただけないでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
【3/13付け回答】
こころ検定おもしろコラム編集部です。
さて、下記お問い合わせいただきました件、当編集部がコラム執筆において参考にした論文等のURLをご案内いたします。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/personality/15/1/15_1_33/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/35/2/35_234/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/85/2/85_85.13016/_pdf/-char/ja
(特にこの研究は日本だけでなくアメリカの大規模なデータによるもの)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/pacjpa/76/0/76_1PMA50/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cogpsy/2012/0/2012_110/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/amjspp/19/0/19_108/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/amjspp/18/0/18_11/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/amjspp/14/0/14_37/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/amjspp/13/0/13_56/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/amjspp/13/0/13_54/_pdf/-char/ja
以上をもちまして、本件お問い合わせの回答・対応を終了させていただきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こころ検定
メンタルケア学術学会
研究・業務センター(お客様お問い合わせ受付)
:0948‐83‐5588(平日9時〜18時)
http://www.mental-c.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【結論】
結局、根拠はほぼ10年以上前の「サンプル1万人程度」かつ「日本語論文」だけで、なぜか(?)最新の何十万人も調べた英語論文は反映されていないようです。
そして、「以上をもちまして、本件お問い合わせの回答・対応を終了させていただきます。」というのもなかなか…。
このことは、以前の記事、
・心理学では「血液型と性格」の話題はタブーなのか?
・同じ血液型の中国人は結婚しやすい?(サンプル100万人超
![[がく~(落胆した顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/142.gif)
にも書いたように、既に心理学的な「否定の根拠」が事実上消滅(!?)したことを示しています…
![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif)
もっとも、人間は神ではありませんから、最新情報のチェックが遅れ、過去の研究結果から間違った情報を示しているなら、まぁしょうがないでしょう。ミスを訂正すればいいだけです。
しかし、明らかな間違いが分かってからも、その情報の訂正を拒否するという態度はいただけませんね。これは「ニセ科学」と言うしかないでしょう。文科省がよく後援しているものです
![[ちっ(怒った顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/141.gif)
確か、新型コロナでも同じようなことがあったような気が…。
![[たらーっ(汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/163.gif)
日本外科学会のどんちゃん騒ぎを必死に火消しに回っているらしいが時すでに遅し。
— マスクしない社長 (@CU39tUZLSkFaueL) April 29, 2023
一方で「5類移行後も基本的対策継続を」と専門家が訴えている。
世間に物申すのやめるかどんちゃん騒ぎやるのやめるかどっちかにしたら? pic.twitter.com/XqnZIgRfD9
2023-04-30 16:11
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