SSブログ

小森敏さん O型の人は酒に強い人が多い: 血液型と性格は関係する【2018.8.12更新】 [新刊情報]

1年ほど前に紹介した「遺伝子のふしぎ: なぜ、血液型は当たっている気がするのか」の続編のようです。

O型の人は酒に強い人が多い: 血液型と性格は関係する

O型の人は酒に強い人が多い: 血液型と性格は関係する

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2018/07/26
  • メディア: Kindle版

なお、「関係がある」の定義は、
人の性格と血液型は間違いなく関係があります。ただ、ここでいう「関係がある」という言葉の定義は、「ある血液型と、ある人の性格が偶然のバラツキより、一緒にある確率が高い」という意味で使っています。必ず一対一でかかわりをもつことを意味しません。
となっていますが、これは妥当なところでしょう。

では、「関係がある」理由は何かというと、O型が多い縄文人は酒が強いのに対して、A型が多い弥生人は酒が弱いように、血液型による性格も縄文人と弥生人の混血の影響を受けているから、というのが小森さんの結論です。彼は、「ボトルネック」とも言っていますが、「遺伝的浮動」の方が一般的でしょう。

ちょっと不思議なのは、スポーツ関係のデータの出所が明記されていないことです。
たとえば、

■100m走 100m走日本歴代トップテンはO型5人、A型3人、B型2人、AB型0人
■サッカーの日本代表の出場試合歴代20位の中に、B型が1人もいない。J1の歴代得点数の上位20位の中にも、B型は1人も入っていない。
■プロ野球のホームラン数の歴代10位と、安打数の歴代10位の中に、A型は1人も入っていない。
■ゴルフツアー「PGA」での中での日本人優勝経験者5人のなかで、4人はB型。

については、「あるコラム」より抜粋とあります。
文章と数字から判断すると、100m走は私のサイト他は「本当はスゴイ!血液型」だと思われます。
あえて隠す必要はないと思うんですが…。

【2018.8.12追記】
もう一度読み直したのですが、小森敏さんは「性格」や「職業」あるいは「スポーツ」のデータは“非科学的”だと感じているようです。
#決してそんなことはないのですが…。

というのは、上に挙げたデータの直前に、次のような文章があるからです。
あるクラスで「手を挙げてと言ったら両手を挙げたのはすべてB型だった」とラジオで放送していました。勿論、サンプル数も少なく、特殊例の最たるものです。 次は、やっぱり何か関係するのかなと思ってしまう例ですが、これも、全く科学的な話ではありません。
その直後にはこうあります。

日本の内閣総理大臣―多くがO型―
日本の歴代の総理大臣は
A型9人、B型4人、O型17人、AB型2人だそうです。
日本の政治家はO型が多く全体で53%だそうです。

これもデータの出所が不明なのでなんとも言えません。
手元のデータだと、日本の歴代の総理大臣はA型11人、B型5人、O型19人、AB型2人です。
また、「日本の政治家はO型が多く全体で53%」というのも見たことはありませんが、この総理大臣のデータでは、確かにO型は53%となっています…。

実は、更にその前には、こういう文章があります。
現在のアカデミックな「雰囲気」がそのまま現れているので、少々長くなりますが全文引用します。

【引用開始】

血液型と性格というだけで似非科学の先入観
―この先入観が研究を曲げている―

なんとなく、全体的なイメージから血液型と性格は関係があると言った人がいました。興味を持つ人がいて、非科学的に説を出す人が多かったことは事実と思います。我もわれも思い思いに感想を述べた気がします。それだけ日本では関心があったと思われます。

血液型の違いなど科学的にわかってくると、上記の人々を似非科学者と言われるようになりました。これが正しく科学を考える人にも、血液型と性格というだけで似非科学のイメージを植え付けてしまいました。

研究者が研究・調査する時も、なんとなく似非科学との先入観があり、調査の結果を予測した調査になっていないことが原因と思っています。

先入観なしで科学的に分析が行われるのが良いと思っています。

【引用終了】

ここで―少々不躾と言われるかもしれませんが―非常に面白いのが、上の文章の根拠が不明なので、科学的に検証しようがないことです(笑)。
ただ、はっきり伝わってくるのは、「血液型と性格」はアカデミックな研究では“タブー”であり、そんなのを研究すると似非科学の“穢れが移る”からしてはいけない、といった雰囲気が見られることです。

「先入観なしで科学的に分析」ということなら、小森さん自身が行えればいいわけで、データの出所をはっきりすれば何も問題ないはずです。しかし、敢えてしないように見えるのは、少々大げさに言えば「血液型と性格」の研究は「研究者生命にかかわる」からしてはいけない、なぜなら“穢れが移る”からだといった、オカルト的な説明がピッタリします。
#まるで、「超能力」の研究のように…。
#「怪力乱神を語らず」という非常に儒教的・朱子学的な発想ですね。

このことを裏付けるように、日米1万人のデータを調べても血液型による差が出なかったという九州大の縄田健悟さんの研究も、内容の紹介はされていますが出典は伏せられています。
面白いですね。[ひらめき]
コメント(1) 

コメント 1

欺善者

縄文時代や弥生時代なるものは左翼学者が戦後に創作したデタラメだと以前に書きましたが、詳しく触れていなかったのでその根拠を載せます。

歴史を発展段階的に捉えるのがマルクスの「唯物史観」で、食料採集社会の「貧しい縄文時代」から、食糧生産社会の「豊かな弥生時代」に発展したというように、人間の意識から独立した物質的、客観的条件により歴史が動かされるという唯物論的歴史観は、「社会の必然的な発展法則」、つまり社会科学だと言いたい訳です。

資本主義社会のあとに共産主義社会に発展するのは歴史的必然であり、革命は不可避であるという流れに持っていくために歴史は捏造されていますが、まさに予言が無理矢理実現されてきた聖書の世界を思わせます。

マルクスの教えは歴史的必然であり、社会科学なので必ず実現するはずと信じ込んでいるのが共産主義者ですが、日本を破壊することは正しいと本気で思い込んで実行したのが大東亜戦争です。
余りに馬鹿馬鹿しくて信じられないかも知れませんが、反国家主義の革命理論を今でも真理だと勘違いしているのが政治の世界で、やっていることはオウム真理教と全く同じなのです。


「狩猟・採集し、貧しくとも平等に集落生活を営む日本人の起源」―学校ではそう教わったはず。だが本当は、戦後、唯物史観により政治的に作られた歴史概念だった?
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%B8%84%E6%96%87%E6%99%82%E4%BB%A3-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%96%87%E5%8C%96%E3%81%AE%E5%8E%9F%E5%83%8F%E3%82%92%E6%8E%A2%E3%82%8B-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E9%81%B8%E6%9B%B8-%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E5%BA%B7%E5%BC%98/dp/4106037785/ref=as_sl_pc_as_ss_li_til?tag=kairagi-22&linkCode=w00&linkId=59577bcead9155112a29a3554032ee69&creativeASIN=4106037785


以下、お勧めサイトより一部抜粋

私たちの「記憶」にある、「縄文時代という概念」は、戦後になってからの教育で覚えさせられた、、それもほんの数十年前の「新しい概念」で、しかも、その定義すら曖昧なままの「縄文時代という概念」、これを子供たちは、一生懸命覚え込まされています。
そして、その「縄文時代という概念」と表裏一体の関係、いわば対になっているのが「弥生時代という概念」です。
このヘンテコな「縄文時代」「弥生時代」という考え方を持ち込んだのが、社会主義に傾倒した山内清男と、その弟子の佐原真でした。
http://oyakochoco.jp/blog-entry-1504.html


昭和13年1月15日発行の戦前の教科書「高等小学国史 附図」より

縄文時代・弥生時代というのはGHQ占領期に唯物的な左翼学者に創作されたデタラメの歴史。「ウソも百回言えば本当になる」を地でいって実現させたのが戦後の歴史教育であるわけで、縄文だの弥生だの、そんな時代は日本には元々存在しないし、縄文人だの弥生人だのは捏造された言葉です。
天皇以前に邪馬台国が支配してたなんてのもとんでもない話。神武帝による建国後を大和時代とし、それより前は正しくは“神代”なのです。
http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=497


他にも捏造された歴史を我々は教えられており、例えば、日本は歴史上、同性愛が盛んだったなどというのは、LGBTへの抵抗を無くさせるためと、歴史上の人物を貶めて日本人の誇りを奪うためと思われますが、これほどまでに左翼の捏造工作は及んでいるのです。
https://blog.goo.ne.jp/naishi_masahiko/e/2bc08916895cd7d999454386065e6224


>あえて隠す必要はないと思うんですが

無断盗用で歴史認識もデタラメなので、そう感じられたのは正しいと思います。ここのブログを見てのことというなら、その内、リンク先のように人間を論じたものがいつか出てこないですかね。私もそれを期待して投稿しているのですが、血液型人間学の再考と覚醒の切っ掛けになれば、いや、人間の精神を知るなら避けては通れないと思っているのですが。

by 欺善者 (2018-08-12 03:26) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント