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続「血液型と性格に関係がある」と思っている人の割合

前回のエントリーです。

 「血液型と性格に関係がある」と思っている人の割合
 [http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2010-09-21]

さて、最近、前回にはなかった、「男女差」のデータを発見しました。
そこで、差が大きい順に並べてみると次のようになります。

1位 男女差 効果量大→差があると思う人は8割 ※1
2位 血液型 効果量中→差があると思う人は7割 ※2
3位 県民性 効果量小→差があると思う人は5割 ※3

※1 2003年 福島県男女共生センター自主研究
「男女の特性に関する調査」結果の概要
※2 複数の調査による(NHK世論調査含む)
※3 NHK世論調査による

要するに、効果量が大きいものほど差があると思う人が増える、という当然の結果です。
また、※1、※2では、いずれも男性より女性の方が差があるという結果になっています。
その理由は単純で、女性の方が人の性格に興味があるからです。
これは、別にあえて調べるまでもなく、大学の心理学科の男女比率を思い出せばわかる話です。
つまり、男性は、女性に比べると、人の性格に興味がないから差がわからない、ということになります。

それと、「自分の説明書」を受けた2009年の調査ですが、面白いものがあります。

 8割のB型がO型の特徴に当てはまる?血液型診断徹底調査!
 [http://release.center.jp/2009/04/1402.html]

こちらは、「血液型診断は当たっていると思いますか?」という質問に対して

・だいたい当たっている 36.2%
・血液型と性格は関係ないと思う 63.8%

と回答しています。

以上のことから、血液型による性格の差は「思い込み」(確証バイアス)によるものではなく、本当の差である、ということになります。[パンチ]
この分析は次回に…。

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