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松尾友香さん『最新血液型の基本としくみ』その後 [新刊情報]


図解入門 よくわかる最新血液型の基本としくみ―血液型のメカニズムを図解で学ぶ! (How‐nual Visual Guide Book)

図解入門 よくわかる最新血液型の基本としくみ―血液型のメカニズムを図解で学ぶ! (How‐nual Visual Guide Book)

  • 作者: 松尾 友香
  • 出版社/メーカー: 秀和システム
  • 発売日: 2009/11
  • メディア: 単行本


11日のエントリーで、質問を出版社にメールしたという話を書きましたが、なんと数日で返事が来ました!
素早い反応に感謝です。
特に公開しても問題ないと思いますので、要約を書いておきます。
 1.~3.は誤記
 4.は不正確な記述
 5.は後日調査
 6.は正しいが説明不足
(7.は私には意味がわかりません)
 8.は正しいが説明不足
ということで、誤記については次回に訂正したいということでした。
ちなみに、質問は次のとおりです。
1. ABO式血液型の発見は1900年ですが、10ページでは1900年、11ページでは1901年になっています。
2. 能見正比古さんが、10ページでは能見正比と能見正比、11ページでは能見正比になっています。
3. 稀血のBombayの表記が、15ページではpara-Bombeyとなっています。
4. O型遺伝子は0209もあるはずですが、71ページではO101,O201,O303の3種類となっています。
5. 83ページでは、韓国のAB型は10パーセント(出典は「遺伝血清学」?)となっていますが、手元のデータ(韓国保健福祉部)では13パーセントです。
6. 120ページのHLAと男女の相性については、自分と似ている方が評価が高いという説と、逆に自分と異なる方が評価が高いという両方の説があります。
 http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2008-10-20
7. 150ページでは、「血液型性格診断は、心理学の分野で否定されています」とありますが、否定の根拠となっている大村政男さんは、現在では血液型性格診断を必ずしも否定していません
 http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2009-10-22
8. 176ページでは、「血液型性格診断は現在のところ医学的に肯定されていません。しかし、否定されてもいない」とありますが、同じページには血液型性格診断は「現在の科学・医学の常識では完全に否定されています」ともあります。どちらが本当なのでしょう?
#筑摩新書(村上宣寛さん)は来そうもありません…ちょっと意外。
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