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松尾友香さん『最新血液型の基本としくみ』をゲット! [新刊情報]


図解入門 よくわかる最新血液型の基本としくみ―血液型のメカニズムを図解で学ぶ! (How‐nual Visual Guide Book)

図解入門 よくわかる最新血液型の基本としくみ―血液型のメカニズムを図解で学ぶ! (How‐nual Visual Guide Book)

  • 作者: 松尾 友香
  • 出版社/メーカー: 秀和システム
  • 発売日: 2009/11
  • メディア: 単行本


松尾友香さん『最新血液型の基本としくみ』をゲットしました。
なるほど、「ニセ科学批判」の本だったんですね!
読むまで全くわかりませんでした。
私の推測ですが、「ニセ科学批判」を前面に打ち出すと売れない、という出版社サイドの判断が反映されたのでしょう、たぶん。

さて、彼女は代々木ゼミナールの講師で、ホームページも開設しています。
 http://yuka-matsuo.com/
さすがに現役の有名予備校の講師だけあって、ビジュアルにわかりやすく書いてあります。
執筆に6ヶ月かかったそうですが、確かにそのぐらいはかかるでしょうね。
なかなかの力作で、オススメです。[決定]


が、惜しいことに、彼女は「血液型と性格」には詳しくないらしく、いろいろと問題のある記述が目立つ(?)ような気がします。
現在の「ニセ科学批判」の問題点も浮き上がってくるようで、そういう意味では読むのには面白い本です。←マニア向け(笑)
そういえば、最近のインターネットの議論の結果も、一部は反映されている(?)ようです。

とりあえず、現在までに気がついた点を書いておきます。
まず、重要な参考文献(のはず?)が、スッポリ抜けているものがあります。[眠い(睡眠)]
例えば、
・能見正比古さんの『血液型人間学』
・前川輝光さんの『血液型人間学~運命との対話』
・松田薫さんの『「血液型と性格」の社会史』改訂第二版(なぜか?改訂前のものは紹介しています)
それと、大村政男さんは、今では肯定側なのですが、否定の根拠として彼の「FBI効果」が紹介されているのはご愛敬でしょう。
また、「データに差がある」としても…といった記述があり、最近のインターネットの議論の結果も、一部は反映されて(?)いるようです。
残念なことに、明らかにおかしい思われる記述もあります。
例えば、血液型は何種類もあるから、ABO式だけ取り上げるのはおかしい、といった批判です。
次回にでも、もう少し詳しく分析してみますので、マニアの方は楽しみにしていてくださいね。[手(チョキ)]


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