Slobodan Petrovskiさん ABO system of blood types and positions in soccer team [新刊情報]
ABO system of blood types and positions in soccer team (English Edition)
- 出版社/メーカー: New Look Entertainment
- 発売日: 2018/10/31
- メディア: Kindle版
サッカーを血液型で統計的に分析した、おそらくは英語では最初の本です。
セルビア人のSlobodan Petrovskiさん(なんて読むのかな?)とABOセンター所長の市川千枝子さんとの共著となっています。
特に面白いのは、日本人選手を中心に分析しているところ。
主な対象は、1998-2018年のFIFAワールドカップ代表です。
というのは、血液型がわかっている選手は圧倒的に日本人が多いからです。
#韓国チームはどうなのかな?
私はサッカーは詳しくないのですが、好きな人ならかなり楽しめるでしょう。
面白いなと思ったのは、「ポジション」による分析のところで、現在のサッカーでは2つや3つかけ持ちするのが普通らしく、例えばディフェンスとミッドフィルターの両方をやっている選手の血液型はどうこう…というのは目から鱗でした。
結論としては、一般に言われているとおりOとABが強いということのようです。
もう一つは、欧米ではRhマイナスが多い(15%ぐらい)ので、ABOだけではなくRhにも興味を持っていることです。
#残念なことにデータの分析はありません。
ただ、この本は自費出版らしく、校正が不十分なのか単純ミスが散見されます。
また、有名人の血液型はネットからの情報も多いようで、一部の人の血液型は???というのもあります。
いずれにせよ、サッカーのポジション別に統計的にここまで徹底分析した本はないようなので、興味がある人は読んでも損はないでしょう。
血液型に興味があるらしい西野監督の意見も聞きたいところです…まあほとんど冗談ですが。
2018-11-24 23:41
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