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山本弘さん ニセ科学を10倍楽しむ本《山本弘のSF秘密基地BLOGで話題に(続々)》 [サイト紹介]

前回の続きです。

ニセ科学を10倍楽しむ本 (ちくま文庫)

ニセ科学を10倍楽しむ本 (ちくま文庫)

  • 作者: 山本 弘
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2015/04/08
  • メディア: 文庫

山本弘さんのブログによると、私は「論理盲」なので「議論打ち切り」ということになった模様です。

6月24日付 「論理盲」の人たち から
[http://hirorin.otaden.jp/e421420.html]
だから僕は、相手が論理盲だ(まともな論理が理解できない)と気づいたら、議論は打ち切ることにしている。
そこで、試しに次のような投稿をしてみました。果たしていつ反映されるのでしょうか?
>A「血液型と性格には弱い関係があるかもしれない」
>B「血液型性格判断は正しかった」
>Bはまったく違うものなんだけど、ABO FAN氏にはその区別がついていないのであるBが同じものだと思いこんでいて、が正しければBも正しいと思っているのだ。僕が(そして多くの心理学者が)を肯定しつつBを否定していることが理解できず、矛盾していると思っているのだ。

え~~、これには本当に驚きました。では、恐縮ですが山本さんの文章を拝借させていただきます。

「血液型と性格には弱い関係があるかもしれない」→山本弘さん
A' 「血液型と性格には弱い関係がある」→坂元章さん(と多くの心理学者)と私
B「血液型性格判断は正しかった」→誰でしょう?(私ではありません)
B'「血液型人間学は正しかった」→私

BB'はまったく違うものなんだけど、山本さんにはその区別がついていないのである。BB'が同じものだと思いこんでいて、Bが間違っていればB'も間違っていると思っているのだ。私が(そして多くの心理学者が)統計的にA'即ちB'を肯定しつつBを否定していることが理解できず、矛盾していると思っているのだ。

念のため、私は「血液型性格判断は正しかった」なんて全く思っていませんし、私のサイトやブログのどこにもそう書いていません。本当に大丈夫なんでしょうか? なお、具体的な計算はサイトにあります。
[http://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/relation.htm]
余談です。同じ記事にはこうあります。
>そういえば、彼のブログにコメントを書いたのですが、全くなしのつぶてです。たかが“素人の反論”なら、掲載して笑い飛ばしても全然問題ないはずですよね。過去には相当批判的なコメントも掲載されているので、相当神経質になっているのでしょうか?
自分のコメントがなかなか反映されないので、被害妄想に陥っているようだ。このブログの常連の方ならお分かりだろうけど、僕がこのブログを更新するのは半月に1回ぐらいのペースである。つーか、この左側の「最新の記事」一覧を見れば、更新のペースなんてすぐ分かるんだけど。
もちろん、ABO FAN氏のコメントもついさきほど、ちゃんと反映しました。
山本さん、掲載ありがとうございます。しかし、なぜかこの後は、1日ぐらいでコメントが反映されているようです…。というのは、この記事のタイムスタンプは6月24日付で Posted by 山本弘 at 18:04 とあり、次の2つのコメント

Posted by 666 at 2015年06月25日 00:29
Posted by カルスト at 2015年06月25日 10:48

は、現時点(6月25日 22:45現在)では既に反映済みだからです。やはり、私にはさっぱり理解できません。

ところで、面白い現象も発見しました。前回(6月12日)の山本さんの記事に関する80件ほどのはてブで、「弱い関係」を認めていた2つのプックマークが消滅した(?)ようなのです。まさか消されるとは考えてもみなかったので、記録は取っていませんでした。ちょっと失敗しましたね。(^^;;
#理由は不明ですが、なにか都合でも悪かったのでしょうか?

また、今回(6月24日)の山本さんの記事に関するはてブは現在20件ほどで、数ががっくりと減りました。私のプログのアクセス数や、山本さんの記事のツイートは前回(6月12日)と同じぐらいですから、私にはてブを見られたくないんですかね?

そして、6月15日付の私のエントリー、あるいは今回反映された私のコメント
山本さんは、宇宙人の目撃証言は信じていません。当然ですね。もちろん、私も宇宙人の目撃証言なんか全く信じてません(笑)。それでは、宇宙人は絶対に存在しないかというと―少なくとも科学的には―完全な否定はできないでしょう。この点では、彼と私は全く一致します。
では、同じことを血液型に当てはめてみます。そうすると、
 ①宇宙人の目撃証言(統計データの差)がある
 ②紹介した論文で①の目撃証言(統計データ)は妥当という結論かどうか
 ③山本さんは②の論文の結論を妥当だと判断するか
という3種類に分けての分析が必要になります。
まず、松井豊さんの論文から行きましょう。この論文では、松井さんも山本さんも確かに①について(一部)認めています。では、②はどうか? これは松井さんも山本さんも頑として認めていません。②を認めていないのだから、③はバッサリ切り捨てられます。
ところが―非常に奇妙なことですが―坂元さんの論文については、山本さんは①②③とも曖昧なままです。実に不思議というしかありません。実は、坂元さんは原論文に「血液型と性格の自己報告との間の相関は、弱いが認められた」とあるとおり、①②は認めているのです。それなら山本さんが③も認めてよさそうですが、なぜか曖昧なままになっています。
なお、
>>私の示した根拠が間違っているというなら、山本さんは何か「反証」を出せばいいはずです。しかし不思議なことに、何か調べたらしい形跡もなく、反論の根拠は20年以上も前の論文(!)ばかりでした。
> そう言いつつ、自分が出してるのが1985年から1991年の研究ばかりってどういうこと(笑)。
とありますが、これはおそらく山本さんの読み落としと思われます。
統計的に関連があると論文は最近の心理学ではどちらかというと主流ですし、2013年に大村政男さんも統計的に差がある論文を発表しています。
詳しくは次のとおりです。
http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2015-06-13
Posted by ABO FAN at 2015年06月24日 23:42
は、読めばわかるとおり、「論理」とは特に関係ありません。単に、山本さんが「事実誤認」をしているというだけの指摘です。これがなぜ「論理盲」で「回答拒否」なのか…やはり理解できません。

私としては、次の666さんのコメントのように、山本さんがますますご活躍されることをお祈りします。
確かに数々の陰謀論者や"信者"の方々を説得や論破する事は大変に難しいことだと思います。
しかしだからと言って、彼らの"妄言"を放置しておけば、彼らの"妄言"に騙される人が出てきてしまいます。
特に若い世代や子供達はそういったセンセーショナルな内容に食いつきやすいものです。
既に"手遅れの人達"を説得することは不可能でも、今まさに騙されそうになっている人の目を覚まさせる、救い出す事は可能です。
山本先生の「ニセ科学を10倍楽しむ本」のような、若い世代や子供達に科学的リテラシーを持ってもらえる活動が、今後重要になると思います。、
Posted by 666 at 2015年06月25日 00:29
ひょっとして、この『ニセ科学を10倍楽しむ本』のような疑似科学批判活動も、今後は一切しないということなのでしょうか? それなら大変残念だというしかありません。

結局、さっぱり理解できませんでした…。[バッド(下向き矢印)]
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