左巻健男さん 陰謀論とニセ科学 [新刊情報]

陰謀論とニセ科学 - あなたもだまされている - (ワニブックスPLUS新書)
- 作者: 左巻 健男
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2022/04/08
- メディア: Kindle版
この本の目次を見たら、なぜか「血液型」と「マイナスイオン」がなくなっているようです!
また、EMが肥料としての効果があることも、意図的に反論は省いています。
お、わかってきたじゃん
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
やはり、しつこく反論しないとダメですね。
2022-08-05 22:56
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今田寛さん ことわざから出会う心理学【追加・変更あり】 [新刊情報]
今田寛さんの「ことわざから出会う心理学」という本に血液型の話があるということで、ちょっと高いのですが買って読んでみました。
以下がその内容です。
第1講 血液型性格判断は妥当なのか?――「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」
はじめに
1 血液型と性格の関係:戦前編
2 血液型と気質の関係:戦後編
3 今日の心理学からみた血液型性格判断
4 おわりに
読んでみたのですが、否定の論理があまりにも珍妙で抱腹絶倒
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
逆に、ここまで無茶苦茶な内容にしないと否定できないということでしょうから、もはや「敵」はいなくなったと考えていいと思います
![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif)
まず、今年になってからABO型血液型と腸内細菌叢に関する論文が3報出ています。特にうつ病、精神との因果関係が示されている細菌の存在量の違いが示されています。
時代が進み科学の解像度が上がることにより、ABO型血液型と性格との関係もあながち否定できなくなってきていて非常に面白いです。
次に、彼が取り上げている山岡重行氏の1999年の論文(p.25)には、「差がある」というデータも含まれているのに全く無視しています
![[たらーっ(汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/163.gif)
縄田健悟氏の論文(p.28)については、更に不思議な解釈をしています。とういうのは、p.29では日本人には「自己成就現象」があるとあるからです。
問題の坂元氏らの研究は、延べ3万人超のサンプルで、データでも統計的に意味がある差が出ています。そうだとするなら、論理的に考えると、すべての日本人のデータは、「血液型の特徴」を質問すると「必ず差が出る」はずです。逆に、差が出ていない研究は血液型の特徴を質問していないからとなります。
これは、今田氏の主張である「データに差がない」という記述と矛盾しますが、なぜか3万人という人数も含め、結果が明確には書いてありません
![[たらーっ(汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/163.gif)
それだけではなく、都合の悪い論文や文献は(例えば土嶺章子氏の論文…)、全く取り上げていません。
これを裏付けるのは、松田薰氏の「「血液型と性格」の社会史」が、初版「のみ」が参考文献として掲げられていることです。
この本には改訂版があり、そちらは心理学者の批判が大量に書かれています。だから、初版を紹介せざるを得ない…。
そういう意味で、この本の血液型批判は極めてスジが悪いのですが、逆にそういう批判しかできないことが、現在の心理学者は立場をよく表していると思います。
今田氏の講義の受講者の中には「血液型の特徴はビックファイブに現れないのではないか」という疑問もあったそうです。この疑問が正しいことは、最新の英語論文で実証されています。
余談ですが、
1. BPOの要望(p.20)については、岡野誠氏が提訴した裁判の二審で原告実質勝訴(血液型と性格の番組は科学的なものなら放送可)ですが、このことも無視しています。
2. 血液型と性格の資料(p.15)については、その後の追試されたものが複数公開されています。たとえば…
a. 土嶺章子氏らの研究
b. 金澤正由樹氏の研究
これらは、単純に合計すると1万人程度のデータはあるはずです。参考文献も含めると、数十万人になります。
3. 最近は、AIによっても検証され、単行本や英語論文も出版されています。
ということで、全くお話にならないです
![[パンチ]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/153.gif)
2022-07-09 22:31
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竹内久美子さん 女はよい匂いのする男を選ぶ! なぜ [新刊情報]
この本には、一つの節のタイトルに、
「血液型性格」の違いをバカにすると結婚できない?
として血液型が取り上げられています。
もっと血液型について書いたり発言したりしてくれないかな。
2022-06-18 07:11
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今田寛さん ことわざから出会う心理学 [新刊情報]
著者の今田寛先生からいただきました。気軽な感じの本ですが中身はガチなのはさすが今田先生。血液型性格判断の章はこの問題についていま読める最もよい概説のひとつになっていると思います。
— PsycheRadio (@marxindo) June 16, 2022
今田寛「ことわざから出会う心理学」ミネルヴァ書房,2022,2800円+税。 pic.twitter.com/xgXaZW5uur
出版社のサイトを見ると…
第1講 血液型性格判断は妥当なのか?――「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」
はじめに
1 血液型と性格の関係:戦前編
2 血液型と気質の関係:戦後編
3 今日の心理学からみた血液型性格判断
4 おわりに
NatureやPLOS ONEの論文が紹介されていないなら、著書が不勉強ということになりますね
![[たらーっ(汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/163.gif)
2022-06-17 19:10
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山上一さん 消えるB型(英語版) [新刊情報]

Blood Type B Is Vanishing: Message to Psychologists (English Edition)
- 作者: Yamagami, Hajime
- 出版社/メーカー: Choeisha
- 発売日: 2022/06/02
- メディア: Kindle版
英語版の新版が出ました!
そして、日本語版の電子書籍も発売になりました。
2022-06-07 21:34
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中屋敷均さん 遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎 [新刊情報]

遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎 (ブルーバックス)
- 作者: 中屋敷均
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2022/04/13
- メディア: Kindle版
解説は
![[右斜め下]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/89.gif)
新知見が謎をますます深める!? 実は定義さえできていない「遺伝子」
塩基配列からの予測が難しいRNA遺伝子 など
2022-04-17 08:51
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前回2021年10月31日の総選挙結果を集計 [新刊情報]
前回2021年10月31日の総選挙結果を集計してみました。
トータルの暫定値を出してみましたが、O型が減ってB型が増えている傾向は変わらないようです。
O 114 (27.7%)
A 150 (36.4%)
B 96 (23.3%)
AB 52 (12.6%)
不明 53
ソース
トータルの暫定値を出してみましたが、O型が減ってB型が増えている傾向は変わらないようです。
O 114 (27.7%)
A 150 (36.4%)
B 96 (23.3%)
AB 52 (12.6%)
不明 53
![[右斜め下]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/89.gif)
2022-04-17 08:47
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齊藤勇さん(監修) 思わずためしてみたくなる マンガ 心理学1年生 [新刊情報]
【内容紹介から】
4コママンガで心理学が手にとるようにわかる! 人の性格はどうやって決まるの? 血液型占いは当たるの? 夢には深層心理があらわれる? など人間心理の基本から、無理なお願いを頼む説得テク、会議を有利に進めるバンドワゴン効果、心理学で好きな人を落とせる? など、仕事や恋愛に役立つ心理学の技術を紹介します。
2022-03-13 08:18
コメント(0)
石崎明さん 血液型の本当の叡智がわかる本 [新刊情報]
2022-01-27 21:47
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福間進・星野輝彦さん 新しい人間観・社会観「血液型人生学・社会学」対話 [新刊情報]

新しい人間観・社会観「血液型人生学・社会学」対話 皆さんはどの血液型ですか?
- 出版社/メーカー: 学術研究出版
- 発売日: 2021/12/23
- メディア: 単行本
福間進さんの新刊です。
出版社のサイトは次のとおりです。
https://contendo.jp/store/bookway/Product/Detail/Code/J0010380BK0121290001/
プリントオンデマンド?
2021-12-30 10:23
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