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こころ検定-心理学で役立ちコラム- [サイト紹介]

こころ検定-心理学で役立ちコラム-
血液型性格判断は正しい?

という記事[本]を見つけました。

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それによると…

○心理学における現在までの研究において、血液型とパーソナリティの関係については否定的な研究成果が多く、関連はないと考えられています。

→これは「日本語」の学術論文に限ると妥当ですね。ただし、最近の英語論文では「関連はある」というのものが意外にあります。

○ただし、血液型と性格の関連に関する研究や議論自体が日本以外ではほとんど実施さていません。

→これはウソですね。海外[iモード]の研究は結構あります。

例えば、次のポーランドの研究では「関連あり」と言っています。

poland.PNG

BLOOD GROUPS AND TEMPERAMENTAL TRAITS: EXPLORATORY STUDY
Article · January 2015
The Polish Journal of Aviation Medicine and Psychology 2015, Volume 21, Issue 2, 9
DOI: 10.13174/pjamp.21.02.2015.02
Jan Terelak
Cardinal Stefan Wyszynski University in Warsaw, Poland
Emilia A Pietrzykowska
Military Insitute of Aviation on Medicine, Warsaw, Poland

次は、アブストラクトのDeepLによる訳文です。

気質に関するいくつかの理論によると、気質は様々な生物学的要因からなる生理的メカニズムに基づいているとされている。本研究の目的は、ABO式血液型とRh式血液型がこの生理的要因の一つであるかどうかを検討することである。ABO式血液型とRh式血液型が、この生理的要因の一つであるかどうかを検討することである。
J. Strelauによって考案された気質の調節理論(RTT)がこの研究の理論的基礎となった。気質は、Formal Characteristics-Temperament Inventory (FCB) を用いて測定した。回答者は血液型を申告し、その申告は血清学的検査によって確認された。調査対象者は320人。320人。女性161人、男性159人である。彼(女)らは、ABOとRhの血液型によって、サブグループに分けられた。
その結果、特に、活動性や感受性といった気質的特徴の場合、ABOとRhの血液型は、検査対象者を本当に区別していることがわかった。
この結果は、説明変数の4%から6%のレベルにおいてのみ有意であるが、血液型を気質の生理学的メカニズムの1つの構成要素として考えるには十分である。を構成する要素のひとつと考えるには十分である。
血液型は気質の生理的メカニズムの要素の一つである可能性がある。しかし、血液型と気質特性との関連性については議論の余地があるように思われる。とはいえ、血液型と気質特性の関係の程度については議論があるようで、今後の研究での確認が必要である。

この人は英語論文[本]をほとんど読んでないのかもしれません…[たらーっ(汗)]

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