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血液型の差は“思い込み”ではない!【補足】

前回の補足です。

ちょっと気になったので、山岡重行さんの28の質問項目から、血液型が好きな人に特徴的な傾向を調べてみました。

ダメな大人にならないための心理学

ダメな大人にならないための心理学

  • 作者: 山岡 重行
  • 出版社/メーカー: ブレーン出版
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 単行本

差があることが確実なものは次のとおりです。

・感情が豊かで繊細である
・人情もろい
・友人関係が広く、気さくで社交性がある
・人がよくて人間味がある
・積極的で実行力がある

※28項目の多重比較を考慮した場合でもt検定で有意→p<0.05

以上のことから、血液型が好きな人の傾向としては、社交的ということもありますが、基本的に人の性格に興味を持っているということが言えます。

つまり、血液型で差が出ないと思っている人は、人間の性格にあまり興味がないから差が出にくい、ということになります。

「思い込み」論争は既に終了しているのですが、これまたそれを裏付ける結果となりました。

【計算方法】
元データ:山岡重行「ダメな大人にならないための心理学」
この山岡氏のデータのうち、血液型による「有意差がない」質問項目に限定して、血液型が好きな人(高受容群649人)と、そうでない人(低受容群651人)とに分けてt検定を行いました。血液型で差が出た項目を除いたのは、血液型自体の影響を排除するためです。
なお、比較対象は、各血液型回答の単純平均ではなく、人数による加重平均です(t検定を行うため)。
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