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和文学会誌は再現性問題にどのように立ち向かうか [論文]

講演論文
和文学会誌は再現性問題にどのように立ち向かうか
渡邊 芳之
基礎心理学研究 / 37 巻 (2018) 2 号

この講演論文の「血液型と性格」ですが、かなり微妙な内容で、読む人が読めば「ああ、なるほど」という感じですね。
行間を読まなければいけませんな…[たらーっ(汗)]

余談になるが,日本の心理学史においてもっとも多く追試されたテーマに「血液型性格関連説」がある(佐藤・渡邊,1995)。昭和の初期に古川竹二によって提唱されて以来100を優に超える追試研究があって(大村,2012;白佐・井口,1993),最近でも縄田(2014)による概念的追試が行われて血液型と性格との関連が「否定」されている。血液型性格関連説がここまで追試される原因は,心理学者の側にある,その説を認めたくない,否定したいという強い動機づけだろう。

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