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心理学の性格検査の結果は、「血液型人間学」とぴったり一致する! [サイト紹介]

ネットを見ていたら、統計学の大家である三重大学の奥村晴彦教授のサイトで、血液型の統計解析があることを見つけました。

・話題: B型の彼氏 / 血液型と性格の無関連性 / またまた血液型と性格

このうち、

1. 「B型の彼氏」の記事には有意差があるとはっきり書いてありますが、
2. 「血液型と性格の無関係性」の記事では、p=0.7%の英語版Q22が無視され、
3. 「またまた血液型と性格」の記事では、あまり意味のある差がありそうにない

となっています。

1.で有意差があることは、紹介されている論文にもそう書いてあります。
2.については、過去の記事に書いたとおりです。

しかし、3.についてはまだ分析していなかったので、もう少し細かく調べてみました。

奥村さんが紹介している論文は、Yahoo!ニュースにも載った、土嶺章子さんのものです。

Shoko Tsuchimine, Junji Saruwatari, Ayako Kaneda, Norio Yasui-Furukori, “ABO Blood Type and Personality Traits in Healthy Japanese Subjects”, PLOS ONE (2015) DOI:10.1371/journal.pone.0126983

tsuchimine.JPG

この論文では、クロニンジャーの作成したTCIという性格検査を使いました。奥村晴彦さんの結論は、次のとおりです。

論文では特に Persistence(「持続」)が血液型と有意に関係するとされているので,それを計算してみる:
(中略)
論文ではそれぞれ p = 0.020, 0.032 だが,年齢・性別でコントロールしていないためか,ここでの計算結果は p = 0.030, 0.044 となった。しかし,7変数のうち1変数である。多重性まで考えれば,有意な結果が得られたとは言い難い。
Persistence の度数分布は次の通りである。これを見てもあまり意味のある差がありそうにない。


確かにそのとおりかも…と思っていたのですが、調べてみるときちんと意味のある差が出ているのです!

さて、奥村さんは「血液型ごとに平均±標準誤差をエラーバーで表してみる」として、わかりやすいように計算結果のグラフを示しています。

okumura2.jpg

これをよく見てみると、標準誤差を考慮しても、A型の値がB型とO型より高いのです。
それでは、「Persistence(持続)」とは具体的にどういう性格のことを言うのでしょうか?

こちらのサイトによると、Persistenceは、「行動持続(Persistence)一生懸命、忍耐の強度を表す」とあります。
英語版のWikipediaでは、「Persistence refers to perseverance in spite of fatigue or frustration(持続は、疲労や欲求不満にもかかわらず、忍耐力があることを意味する)」とあります。平たく言うと、「忍耐強い」「辛抱強い」ということです。

ここでピンと来た人もいるでしょう。[ひらめき]
もちろん、一番「忍耐強い」「辛抱強い」のはA型で、その正反対がB型です

論より証拠で、「血液型人間学」の提唱者である能見正比古さんは、「耐久性」についてこう書いています。

O型 目的あればがんばり特に待つ力は強い。が、無意味な我慢はせずダメとみて早いあきらめ。
A型 継続的な努力や肉体的苦痛に辛抱強い。変化多い状況に弱さ。興味の持続にはあきっぽさ。
B型 興味の持続性では最大。同じ状況が続いたり縛られるのにはごく弱い。セカセカ型が目立つ。
AB型 努力の価値を認め、努力家であろうと努力するが、本質的に、根気に欠ける気味がある。
出典:血液型と性格ハンドブック(1981年)

血液型と性格ハンドブック―最新データによる人間性百科 (1981年)

血液型と性格ハンドブック―最新データによる人間性百科 (1981年)

  • 作者: 能見 正比古
  • 出版社/メーカー: サンケイ出版
  • 発売日: 1981/04
  • メディア: -

つまり、TCIという心理学の性格検査の結果は、能見正比古さんの「血液型人間学」とぴったり一致したことになります。
奥村さんは、「多重性まで考えれば,有意な結果が得られたとは言い難い」とか「あまり意味のある差がありそうにない」と書いていますが、なぜそういう結論になるのか、正直理解に苦しむところです。

なお、効果量dは0.18ぐらいですので、差が小さいということは言えます。ただ、血液型の効果量は通常は小(d=0.2)から中(d=0.5)です。Persistenceが「有名な特徴」でないことを考慮すると、妥当な結果とも言えます。

参考までに、英語版Wikipediaの「Persistence」の説明には、
Cloninger's research found that persistence, like the other temperament traits, is highly heritable.
クロニンジャーの研究は、他の気質の特性と同様に、行動持続が非常に遺伝的であることを発見した。
とありますから、血液型、つまり遺伝的な影響があっても何の不思議もありません。[グッド(上向き矢印)]
コメント(3) 

コメント 3

SNAIL

クロニンジャーパーソナリティ理論は血液型人間学と親和性が高いと考えています。
クロニンジャーパーソナリティ理論はパーソナリティの要因として気質と性格がありその気質の要因は神経伝達物質と関連付けています。
神経伝達物質は脳の活動に影響を与えていますが
光トポの実験で血液型毎に脳の活動に偏りがあるという結果は血液型と神経伝達物質に何らかの関係があることを示唆していると考えられます。

血液型人間学が気質と性格を分けて考えていることと
クロニンジャーパーソナリティ理論の気質と性格が分かれていることはたんなる偶然でしょうか?

by SNAIL (2019-04-07 00:26) 

ABOFAN

う~ん、なんともいえませんが、私は現実のデータで実証されない限り信じないたちなので…。
気質と性格の分類も、現実のデータの裏付けがはっきりしない以上、まだまだ便宜的な区分だとと考えています。

幸運なことに、TCIの実際の質問項目を入手できました。
調べてみると、下位尺度だときちんと血液型の差が出ているようですね。
この点は、もう少し詳しく分析してみようと思います。
by ABOFAN (2019-04-07 07:27) 

ABOFAN

その後、有意差の出ていないデータを再分析してみました。
https://abofan.blog.so-net.ne.jp/2019-04-07
思ったとおりで、血液型の特徴がほぼそのまま現れています。
また、韓国の研究でもそうなのですが、上位の因子と下位の因子では、やや傾向が違うことも明らかです。
おそらく、個別の質問ではもっとはっきり傾向が出ていると思われます。
by ABOFAN (2019-04-07 11:28) 

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