前川輝光さん 前川教授の人生、血液型。 [新刊情報]
ざっとは目を通していたのですが、しばらく忙しかったので、やっと全部読み終わりました。
前川さんの以前の本とは違って、人間観察の具体例が豊富に取り上げられていますので、読みやすい本といっていいでしょう。
そのためでしょうか、192ページには、「当面は今自分にできる仕事、すなわち、各血液型の気質、行動性と関わる顕著な現象を集積し、それについて考察することを課題としたい」とあります。
214ページには、誰にでもできるフィールドワーク的な方法として、10項目が挙げられています。これは、なかなか役に立ちそうですし、面白い感じがします。例えば、自分の好きな芸能人の血液型を調べることなら、誰にでも簡単にできそうですね。
第9章の大部分は、ある程度「血液型人間学」を知っている人ならわかっている話なのですが、初心者向けの説明とアドバイスが書かれています。今となっては、この点は強調して説明しておくべきことなんでしょうね。私的にはちょっと残念なのですが、現状ではしょうがないかなと…。
ところで、192ページには、前川さんが「能見の学問的継承を目指しているのである」とあり、220ページにも、「私が当初考えていたのと違ったスタイル、違った規模での本」ともあるので、当初はもう少し学術的で、資料がみっちりある、ぶ厚い本を考えていたのでしょうか?
(7/7追記 本人に確認してみたところ、やはりそうだとのことです・笑)
それとも、続編を予定しているのでしょうか?
気になりますね。
ちなみに、このブログも107ページにちょっと紹介されています。
2014-07-06 15:16
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0