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kikulogと事業仕分け [kikulog]

最近のkikulogで、非常に貴重な体験をしました。

どうも、ニセ科学批判は、(一部の)中央官庁と同じカルチャーを持っているようなのです。
事業仕分けのテレビを見た方なら、よくわかると思いますが、(一部の)中央官庁のカルチャーとして、彼らが立案して国会で議決された政策や予算は「絶対に正しく」、例えば予算が余ったり足りないとかということはあり得ない、という無言の前提があります。[たらーっ(汗)]
従って、なぜ正しいのか?と仕分人に質問されると(そんなことはあまり考えたこともないので?)うまく説明できずに、シドロモドロになるケースも多かった、というのが一般的な認識でしょう。
もちろん、役人一人ひとりは真面目で勤勉なのだと思いますが、(一部の)中央官庁のカルチャーとしてそういうことがある、ということです。
それが、テレビでは典型的に現れた、ということになります。

同じように、ニセ科学批判は「絶対に正しく」、間違っていることはありえない、という無言の前提があるのかもしれません。

奇妙に思われるかもしれませんが、典型例はこんな感じです。
血液型と性格
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1158225244
きくち May 6, 2007 @11:05:11
「多くの日本人が"関係あり"と思いこんでいるにもかかわらず、心理学の調査では関連が見いだせないほど、弱い相関しか存在しない」ということです。「弱い相関」もないのかもしれません。
現在では、これは、きくちさん自身も否定しています。
Physicaの血液型論文
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1257697263
MBTIは性格をそれぞれ二者択一の4つの指標を使って16通りに分類します。

四つの指標のうち、三つまでは血液型による違いはありません。唯一、SensingかIntuitionかという指標は、A,O,ABでは違いがないのにB型だけが有意に違うという結果になります。…この差は統計上ははっきりと有意だというのが結論です。
念のため、MBTIは心理学の性格検査です。
日本MBTI協会
http://www.mbti.or.jp/what/
MBTIとはユングのタイプ論をもとにした、世界45カ国以上で活用されている国際規定に基づいた性格検査です。

現在出版されている世界規格の諸外国の MBTIも、それぞれの国のMBTIエキスパートといわれる心理学者や臨床心理士ら、専門家の手によって、長い年月をかけて、それぞれの国の文化にあわせたかたちで国際規格に基づいて研究開発されたうえで出版されています。
ですので、どう読んでも、きくちさんが間違っていることになります。
まぁ、誰だって間違いあるし、私なんか間違いだらけだし(本当に自慢じゃありませんが[たらーっ(汗)])、kikulogでは、多くの人が素直に受け入れて、すぐに訂正するものだとばかり思いこんでいました。
ところが、不思議なことに、私の期待は見事に裏切られました。
私が何回もkikulogで指摘しても、誰一人として話題にせず、全く無視されてしまったのです[exclamation×2]

確かに、ニセ科学批判が、(一部の)中央官庁と同じカルチャーを持っている(?)のなら、簡単に受け入れるはずがありません。
繰り返しになりますが、ニセ科学批判は「絶対に正しく」、間違っていることはありえない、という無言の前提があると考えるしかありません。
遅まきながら、やっとわかりました。[がく~(落胆した顔)]
が、「絶対に正しい」なんて言ったら、世の中の反感を買うだけですから、そこまで頑張らなくともいいんじゃないか、と平凡な私は思うんですが…。
どうなんでしょうね?

状況がわかったので、kikulogからは、いったん撤退した[ダッシュ(走り出すさま)]のですが、次のステップをどうするか、現在思案中です。

なお、これらの議論は、
血液型性格判断問題についての確認
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1256972977
の550番ぐらいから展開されています。
お暇と興味がある方はどうぞ!

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コメント 42

ホトケ

(承認されないでしょうが)kikulogの議論は私もそれなりには見ていましたが、はっきり言ってあなたの主張がダメダメで、何が言いたいのかわからない(あなたの主張を確認しようとしても質問に質問を返してばかり、しかもその口調が揶揄するようなもの)ので、みんなあきれて相手にしなくなっただけでしょう。
 (日本語のようり見えるけど)日本語でない、とまで何人もの人に言われていましたし――。まあ、そのあたりはkikulogの当該スレッドをまともに読めば(普通の人には)わかりますが。
 そもそも、そんだけ(私は正しいという主張で)いろいろ言いたいのなら自分で心理学かどこかの「まともな」学会にでも論文書いて投稿すればいいのではないでしょうか。それをせずにこんなとこでくすぶっているとSSFS氏みたいになってしまいますよ。

by ホトケ (2010-10-15 05:42) 

ABOFAN

ホトケさん、はじめまして。
非常にわかりやすい主張ですね。

要するに、
1. kikulogで私が相手にされなくなったのは、私の主張がわからないからである。
2. kikulogで私が発言してもしょうがないので、心理学のような「まともな」学会にでも論文書いて投稿すればよい。

しかし、1.はありえないでしょう。
なぜなら、kikulogやこのエントリーを読んで、それでも、きくちさんが正しいと思っている人はいないからです。だから、kikulogでは全員が「回答拒否」な訳です。
私は、きくちさんの矛盾を指摘しているだけですから、もし、私の主張がわかないとするなら、それはkikulogの議論について行けないということです…。これまたありえないでしょう。
では、kikulog上では、私への反論はどうするかというと、きくちさんには全く触れないで、抽象的な反論(「ダメダメ」とか「みんなあきれた」とか)をするしかなくなります。
まさにホトケさんが、その実例といえるのではないでしょうか?

2. も面白い主張です。実は、私が心理学会で発表することも可能です。また、私の主張に賛成している心理学者も複数います。ただ、現時点では、kikulogで発言した方が効果があると思っているので、そうしています。もし、心理学会で発表することが、それ以上に有利だ、というならそうします。
ところで、ホトケさんのコメントの意味は、つまり、これ以上、私がkikulogで発言してほしくないという意味だと解釈せざるをえません。
なぜなら、ホトケさんが「血液型と性格」を議論するのには、kikulogは全く無意味で、心理学会でないとダメだと思っていると考えられないからです。
そして、「血液型と性格」を議論するのには、kikulogはダメでない、というなら、ホトケさんは、私の発言がkikulogにダメージを与えているから、止めてほしい(?)とでも考えるしかありません。

しかし、おかしくないですか?
もし、kikologでは、一切反対者の発言を許さない(オープンでない)というなら、きくちさん個人のblog、あるいはクローズされたblogでやるべきです。公的機関のオープンなblogで、反対者の発言をそれだけの理由で許さない、というのは日本は独裁国ではないのですから、ナシと思われませんか?

以上のことから、勝手ながら、ホトケさんは、このエントリーで、きくちさんが間違っていることは明らかだと考えている(しかし皆にはそう思われたくはない)、と判断させていただきます。
また、ニセ科学批判は「正義」だから、すこしぐらい間違ってもよい、とも考えているとしか思えません。
#はっきり言って、これは非常に「特権的」かつ「差別的」な主張と思います。

こうなると、ホトケさんの発言には、ニセ科学のニオイがします、とまで言っては言い過ぎでしょうか?
#kikulogのいわゆる「マイナス・イオン」も同じパターンのように見受けられます。

いや、間違っているのは私だ、というなら、抽象的な言葉(「ダメダメ」とか「みんなあきれた」とか)ではなく、ぜひ次回にでも具体的に正々堂々とご指摘ください。
喜んでお待ちします。

ありがとうございました。
by ABOFAN (2010-10-17 00:39) 

wilwin

心理学の学会誌に投稿するというのは良い案だと思いますよ。

もし掲載してもらうことができれば、ブログよりも確実に多くの人の目に触れることになります。それに反論する側も科学的な手法を守らなければ相手にされないので、ネット上のコメントのように「あきれた」とかいう感情的な批判は一切されません。

調査や実験をおこなうのにはお金と手間が必要なので、研究者でもない個人には難しいです。でも、メタ分析をするのなら先行研究を参照するだけなので自分で調査をする必要はありません。(手間はかかりますが)

あるいは血液型と性格の関係に肯定的な心理学者を知っているのなら、その人に協力してもらって調査してもらうというのはどうでしょう?ABOFANさんがスポンサーとして研究費を出してあげればやってくれる人がいるかもしれません。

手間をかけず、お金も出さずというのなら厳しいかもしれませんね。


kikulogで発言するほうが効果的というのはよく分かりません。
「心理学者の否定論の否定」をしたいのなら、心理学者の目に触れやすい学会誌は議論の場として最適だと思うのですが・・・
by wilwin (2010-10-19 18:30) 

しげやん

私もホトケさんの『そんだけ(私は正しいという主張で)いろいろ言いたいのなら自分で心理学かどこかの「まともな」学会にでも論文書いて投稿すればいいのではないでしょうか』という意見に賛成です。
kikulogに登場する方々は、心理学に関しては素人でしょう。(ABOFANさんもkikulogで何度か言及されていたと思います)そのようなかたがたにあーだこーだといっているよりも、ご自分の主張に自信があれば、専門家集団の学会に論文を投稿したほうが正当な評価を受けられると思います。
また、まともな学会でABOFANさんの論文が採用されることになれば、kikulogに登場する方々もABOFANさんの主張にもっと耳を傾けることになると思います。
by しげやん (2010-10-19 23:19) 

ABOFAN

wilwinさん、こんばんは。

失礼ながら、実情をあまりご存じではないと推測しています。
すでに、学会では私の主張とほぼ同じ内容の発表がされています。
が、kikulogでは、そんなことには興味がないのは明らかです。
また、心理学会でも、事実上無視されているようです。
ですので、kikulog上で直接発言するしかないわけです。
反論があれば、ぜひお願いします。

しげやんさん、

> kikulogに登場する方々は、心理学に関しては素人でしょう。
素人かどうかより、そもそも理解しようとするつもりがないのではないでしょうか?
なぜなら、彼(女)らの目的は、「ニセ科学」を批判するのが目的なので、「血液型と性格」を真剣に議論しよう、なんてことではないからです。
それは、kikulog上の議論(例えば、いわゆる「マイナス・イオン」)を見ればあまりにも明らかでしょう。
ですので、仮に「血液型と性格」に関係があるとしても、そんなことには全然興味はないのです。
彼(女)らに反論するのは、どうやら「権威」が必要なようです。
(例えば、いわゆる「マイナス・イオン」なら、「日経エレクトロニクス」の記事)
科学とは別物です。

>まともな学会でABOFANさんの論文が採用されることになれば、kikulogに登場する方々もABOFANさんの主張にもっと耳を傾けることになる
いいえ、そんなことは、絶対にありません!
現にPhysica Aの論文は、私が何回同じことを書いても、kikulogでは全く無視されています。
しげやんさんは、Physica Aの論文どおり、「データに差がある」と思われますか?
ところで、実際に効果があるのは、「声が大きい」人です。
例えば、藤田紘一郎さんの本です。
つまり、学会とは関係ありません。
反論があれば、ぜひお願いします。

by ABOFAN (2010-10-21 23:33) 

wilwin

ご回答ありがとうございます。

ABOFANさんがどの程度、学会の実情とやらを御存じなのかは知りませんが、
「学会では私の主張とほぼ同じ内容の発表がされています。」と言われても・・・

HPの「Intro」のコーナーを拝見しましたが、冒頭から
「本当は私自身の主張というべきものはありません!」
と堂々とおっしゃっているじゃないですか。
主張がないんですか?
自分の言葉で説明できないような曖昧な主張なんですか?

血液型と性格の関係を認める主張が心理学会で無視されているという話が事実だとしても、
それは他の心理学者の興味を引くほどの論文を出せていないだけなのでは?

しげやんさんへの返答の中にあるPhysica Aの論文は
ABOFANさんの言う「私の主張とほぼ同じ内容の発表」ととらえてよいのでしょうか?

ウェブではアブストラクトしか入手できなかったので、そのアブストラクトと
ABOFANさんのHPの解説しか読んでないのですが、
「性格検査の4つの指標のうち1つで、B型男性が他の群と異なる結果を示した。」
というのが結果ですよね。

正直、だから何?って感じです。
この論文は「探索的にデータを分析したら有意差が出る項目があった」というだけで、
何らかの仮説を検証したわけではありません。

探索的な研究結果から新たな仮説を立て、
その仮説のもとでの予測の正しさを実験や調査で確かめるのが実証です。
探索的研究の結果だけから何かを主張するのは無意味でしょう。

血液型と性格の関係を実証的に検討した研究ってあるんですか?
つまり、「血液型と性格には~~の関係があると予測される、なぜなら~~だから」と仮説をたて、
実験や調査によって仮説が正しいかどうか調べている研究、ということです。
by wilwin (2010-10-22 01:47) 

wilwin

ABOFANさんからしげやんさんへの質問に、勝手にコメントさせていただきます。(不適切であれば削除しておいてください)

>しげやんさんは、Physica Aの論文どおり、「データに差がある」と思われますか?

2つ指摘します。

【1つめ:「差がある」という表現について】

ここでの「差」は有意差のことを言っているのだと思いますが、
差と有意差は別物なので区別しないと混乱のもとです。
差はあるが有意ではなかった、という場合もありますし、
単に「差がある」と書いてあった場合、それは統計的検定で有意だった差のことなのか、
それとも検定とは関係なく、データの数値が等しくなかったという意味なのか分かりにくいです。
なので差と有意差は区別して書くことをお勧めします。

【2つめ:差があると思うか】

差があるというのは有意差のことだと勝手に推測して話します。

有意差が見られた、というのは論文に書いてあることであって、
「有意差があると思うかどうか」という質問は無意味です。
有意差があるかないかという議論は、データ自体が捏造であるとか、
あるいは分析の計算がまちがっているとかいう次元の話です。
ABOFANさんはそういう次元の議論をしているわけではないでしょう?

データや分析方法を信用するならば、その分析結果も自動的に肯定されます。
「有意差がある」は計算の結果であって、「そう思うかどうか」という次元の話ではありません。

ちなみに「差」が有意差ではなく本当の意味で「データの数値の差」だと考えても同じことです。
むしろ検定の手間が省けて簡単になります。
データに差があるのは自明ですよね。
仮に母集団で差がなかったとしても、サンプルから得られたデータで数値がまったく同じになる確率なんて無視できるくらい低いですから。
by wilwin (2010-10-22 02:32) 

ABOFAN

wilwinさん、こんばんは。

まず最初のコメントです。

> 「学会では私の主張とほぼ同じ内容の発表がされています。」と言われても・・・

あのぅ、私のサイトのトップページにはこうあるのですが。
-----
なんと、心理学の定説が180度変わって「データに差がある」になってしまいました!! つまり、私と同じです! ビックリ。(@_@) 
-----
トピックにも紹介しています。
詳しくはこちらです。
http://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/psycho.htm

もっとも、wilwinさんに読む気がない、あるいは理解するつもりがないなら結構です。

また、予想通り(?)「日経エレクトロニクス」の記事は全く無視されるとことですね?
これが、「ニセ科学批判」の実態ということですね。
よくわかりました。

2番目のコメントです。

> ここでの「差」は有意差のことを言っているのだと思いますが、

はい、おっしゃるとおりです。

>「有意差があると思うかどうか」という質問は無意味です。

いえ、kikulogで無視しているから、あえて質問しているのです。
そして、事実は「回答拒否」です。
この点も、wilwinさんは無視しています。

ところで、wilwinさん自身も、「探索的にデータを分析したら有意差が出る項目があった」とおっしゃっています。
しかし、重要な事実「有意差が出る項目は、ほとんど血液型の特徴と一致していた」は全く無視しています。
「回答拒否」なら結構です。
ちなみに、それは「ニセ科学」の手法とだけ付け加えておきます。
wilwinさんは無視したいのなら、ご自由にどうぞ。

by ABOFAN (2010-10-23 00:57) 

しげやん

ABOFANさん

Physica Aの論文についてですが、論文を読んでいないのですが、差があるデータがあるということですので、差があるのでしょう。ただ、差が歩かないかということよりも、その差がどのような差なのか、その差から何が言えるのかが大事なのではないのでしょうか?

差がある、有意差があるといっても、それだけでは「で、だからなに?」で終わってしまいます。
by しげやん (2010-10-23 23:34) 

ABOFAN

しげやんさん、コメントありがとうございます。
これで、2つのことがわかりました。

しげやんさんは、『「まともな」学会にでも論文書いて投稿すればいいのではないでしょうか』とおっしゃいますが、しげやんさん自身には全くあてはまらない。
なぜなら、そもそも論文を読もうとしないし、それだけではなく、内容も確認せずに、いきなり"正当な評価"をしているからです。

また、いわゆる「マイナス・イオン」のコメントも拒否、ということですね。

どうも「ニセ科学」的(注:ニセ科学批判ではありません!)な発言がお好みとお見受けしました。

by ABOFAN (2010-10-24 09:19) 

しげやん

ABOFANさんが論文検索しているとおっしゃっているサイトに行ってみました。該当の論文が検索できましたが、無料閲覧できない様で・・・。お金を払ってまで読みたいとは思わないので、その論文について解説などしている方のところへ行ってみました。
確かに数値は違うので、データには何らかの差があるのでしょう。

>しげやんさんは、『「まともな」学会にでも論文書いて投稿すればいいのではないでしょうか』とおっしゃいますが、しげやんさん自身には全くあてはまらない。
>なぜなら、そもそも論文を読もうとしないし、それだけではなく、内容も確認せずに、いきなり"正当な評価"をしているからです。

ABOFANさんは私に何をおっしゃりたいのか、とんとわかりません。確かに私は研究者ではないので、別にどこかの雑誌に論文を投稿しようなど考えてもいませんが。そういった意味では私には当てはまらないでしょう。ただ、そういった人間は、『論文を書いて投稿したら』、といった助言も出来ないのでしょうかね?

>また、いわゆる「マイナス・イオン」のコメントも拒否、ということですね。

私はABOFANさんからマイナスイオンに関して何か発言を求められましたか?「彼(女)らに反論するのは、どうやら「権威」が必要なようです。
(例えば、いわゆる「マイナス・イオン」なら、「日経エレクトロニクス」の記事)
科学とは別物です。」に対して何かコメントがほしいのでしょうか?
でしたらコメントしましよう。
彼ら研究者にとって、「日経エレクトロニクス」などの記事は権威でも何でもありません。それは単なる科学読み物です。研究者にとってはきちんと査読された論文がもっとも大事です。そして投稿基準のレベルが高く、査読も厳しく行われる論文誌が権威といってもよいでしょう。




by しげやん (2010-10-29 23:01) 

ABOFAN

文 どうやら、私の質問にお答えいただけないようですね。
念のため、
>「日経エレクトロニクス」などの記事は権威でも何でもありません
いや、権威と言っていいでしょう。「きちんと査読された論文」では、いわゆる「マイナス・イオン」は効果があるというのが主流です。しかし、単なる業界内の論文に留まってるいる限りでは、知る人も少ないので無視していればよかった。
しかし、『日経エレクトロニクス』は、素人の私も読んでいるぐらいですから(笑)、発行部数も大きく、非常に影響力がある雑誌です。そこで特集が組まれ、いわゆる「マイナス・イオン」は効果があるということが周知の事実となったので、いままで反対していた人(たとえばkikulog)は沈黙した、というのが真相に近いと思います。
困ったものです。
ちなみに、血液型と性格でも、統計的に有意な論文を紹介した時点で、ほぼ同じことが起こりました。
そのうち、改めて書こうと思っています。
by ABOFAN (2011-01-23 09:54) 

しげやん

もうコメントは承認されないものと思っていました。大変お忙しいのでしょうね。
申し訳ありませんが、「『マイナス・イオン』は効果がある」と書いてある査読論文をいくつか紹介していただけないでしょうか?非常に興味があります。

by しげやん (2011-01-23 23:12) 

ABOFAN

コメントの承認が遅れて申し訳ありませんでした。
まず、『日経エレクトロニクス』をお読みください。
by ABOFAN (2011-01-24 00:17) 

AABA

たまたま通りかかったのですが…。

> >「日経エレクトロニクス」などの記事は権威でも何でもありません
> いや、権威と言っていいでしょう。

業界誌に「学術的」権威なんてありません。新聞記事に「学術的」権威がないのと同じです。まあ、あなたのような素人でも読んでるらしいので、そういう意味での「影響力」はあるかも知れませんが。(当たり前ですが、影響力のあるメディアと内容が信頼できるメディアは別のものです)
 ちなみに、こういう雑誌にはいわゆる「査読」はありません。(まあ、編集者が文章チェックとかはするかも知れませんが) すなわち「日経エレクトロニクス」の記事は学術的な「論文」ではありません。
 上のやりとりから、あなたは「論文」とか「査読」の意味を正しく理解されていないということがわかりますね。

by AABA (2011-09-09 17:02) 

ABOFAN

AABA さん、おはようございます。
「権威」は定義によるのではないでしょうか?
#そもそも私は、「学術的」な権威とも言ってませんし…。
現に、『日経エレクトロニクス』の記事についてブツブツ行っている人はいるようですが、真っ向から反論したという話は聞きません。
そして、その後「マイナスイオン」はインチキだ、とまともに反論している人もほとんどいないようです。
つまり、「学術的」なものは必ずしも科学的に正しくない(?)ということになります。
そういう意味では、『日経エレクトロニクス』は「権威」であると思いますが、いかがですか?
そして、少なくとも血液型では、「学術的」だろうがなんだろうが、統計的に有意な差があることは、自明なわけです。
これまた、、「学術的」なものは必ずしも科学的に正しくない(?)ということになります。
非常に残念です。
by ABOFAN (2011-09-11 08:44) 

AABA

 あなたのコメントの論旨がさっぱりわかりません。(これは皮肉ではなく本当に)
# そもそもこの議論の流れで「学術的」でない「権威」って何のこと?
 私が読み取ったところからは…要するに、自分の主張に近いことが書かれていれば、論文かどうかはともかくそれは「権威」で、逆に自分の意見と異なっていれば「正しくない」(し、権威も認めない)ということでしょうか。
 学術論文に特に権威を認めないのなら、わざわざアカデミックな人のところに意見しに行く必然性が理解できません──し、実際、行っても理解されなかったようですよね…。しかし、その割には心理学会のことを(そしてkikulogのことを!?)気にしているみたいです。このあたり、よくわかりません。特にそういうところの権威を認めるわけでもないし、理解されないと思っているのなら無視すれば済むでしょうに。

 やはり一番の解決策は上のほうでホトケさんが書いているように、心理学会に論文を書くことでしょう。(「論文」といっても、必ずしも新たに実験する必要はありません。あなたが読んでいるであろう様々な文献にもとづいて自分の主張を論じたっていいわけです──そういう「論文」もあります──というか、あなたはそうやって自分の「論」を主張しようとしているわけですし…)
 ちなみに、そのホトケさんの意見に対するコメントには「書いてもいいけど…」的なこと(書けば査読を通過するけれども必要ないから書かないんだ、的なポーズ)がありますが、「ぼくはできるけどやらないだけだ」では「できないんだね」と言われても文句言えないでしょう。
 まあ、いきなり「論文」というのが敷居が高いようなら講演会での発表でもいいかと思いますよ(査読の敷居も低いか…無かったりしますし──もっとも、心理学関係の講演会がどんなのかは知らないのですが)。少なくとも、発表のための講演論文を書いてそれを公開すれば、今よりはあなたの主張が明確になるかと思います。
 アカデミズムの世界にちゃんと向き合う気概があるのなら、そのほうがはるかに建設的だと思いますが。(そしてそれだけの気概がないのなら「学者は誰もわかってくれない」なんて言うのをやめて、そういう人たちのことは無視して自分に肯定的な人だけを相手に自己満足のサイトで情報発信していたほうが平和でしょう)

by AABA (2011-09-12 18:26) 

ABOFAN

AABAさん、こんばんは。コメントありがとうございます。

> あなたのコメントの論旨がさっぱりわかりません。(これは皮肉ではなく本当に)

それは、たぶん、わかりたくないのではないでしょうか?
#わかりたくない人は、何を言ってもわからないと思います…。

また、私の質問にも一切回答したくない(?)ということもわかりました。
#ここにコメントした方も、すべてそのようで、興味深いです。

念のため、質問を繰り返します。

1) 現に、『日経エレクトロニクス』の記事についてブツブツ行っている人はいるようですが、真っ向から反論したという話は聞きません。
そして、その後「マイナスイオン」はインチキだ、とまともに反論している人もほとんどいないようです。
つまり、「学術的」なものは必ずしも科学的に正しくない(?)ということになります。
そういう意味では、『日経エレクトロニクス』は「権威」であると思いますが、いかがですか?

2) そして、少なくとも血液型では、「学術的」だろうがなんだろうが、統計的に有意な差があることは、自明なわけです。
これまた、「学術的」なものは必ずしも科学的に正しくない(?)ということになります。

特に反論なしと判断させていいただいてよろしいでしょうか?
あるいは、『日経エレクトロニクス』も読んでいらっしゃらないし(読むつもりもない?)、心理学も知らないということなのでしょうか(論文も読むつもりもない?)…。

失礼しました。
by ABOFAN (2011-09-13 00:51) 

AABA

> これまた、「学術的」なものは必ずしも科学的に正しくない(?)ということになります。

この文章の意味がわかる人がいるとは思えませんが…。*普通の*人にわかるように説明していただければ、と思います。

> 特に反論なしと判断させていいただいてよろしいでしょうか?

だから反論のしようがありません。ちなみに、日経エレクトロニクスは読んだことがあります(だから学術的な「権威」はないと判断できます──有用な記事もたくさん載ってますけどね)が、わざわざ件の記事を読むつもりもありません。あと別に心理学に特に興味があるわけでもないので、心理学の論文を読むつもりもありません。そんなに暇なわけでもないですし。
 たまたま通りかかった私が気になったのは、あなたのこの問題に対する姿勢です。最初のホトケさんの指摘にもありましたが、あなたは自分の考えを自分の言葉で論理的に説明するという、学術的あるいは科学的議論を行う際の最低限のことをしていません──よね? あれやこれやから引っ張ってきた情報を適当に並べているだけで。
 そして誰かと議論になった際に何かを問われても「○○は読まれたでしょうか」とか「私の考えは○○という論文にあります」と質問に質問を返したり、他の誰かの書いたものに頼ってばかり──いくつか見たところでは。そりゃ誰でもあなたを相手にする気は失せますって。(おそらく過去の議論もほとんどそうだったのだろうと推察します)
 私はあなたが何故そんな──人をいらだたせるような──議論の仕方をするのかに少し興味がわいただけです。もし、そうではなく、まともに──というのは学術的にでも科学的にでもいいですが──(心理学とかの)議論をしたいと考えておられるのなら、とりあえず、私としては下記のことをあなたに問いたいと思います。この質問に答えていただければ、とりあえず私は満足です。(まあ、またはぐらかされる可能性もあるかも、とは思いますが…)

0.「論文」の「査読」が何を意味するか知っていますか?(念のため)

1.あなたは自分の主張に関する「論文」を書く能力があると考えていますか?

2.「能力がある」と考えている場合、それを実行しないのは何故ですか?

 ちなみに、ちゃんとした返答が得られるかどうかわからないので、私の意見も先に書いておきます。
 論文を書く能力がないのなら、まずはそれを身に付けるべきです。もっとも、私が上で言う「論文」というのは何も学会誌に掲載されるレベルではなくとも、理路整然と書かれたレポート程度のものを想定していますが。「まともな」議論をしようとしているのなら、最低限、その能力を身に付けることは必要でしょう。
 そして能力があるというのなら、書いて発表するべきでしょう。学会に投稿してもし掲載されればあなたの意見はかなり真摯に受け止められるでしょうし、落とされたとしても、きっと何が問題かのコメントが得られるでしょう。講演論文を書いて講演会で発表するだけでもおそらく有意義な議論ができるでしょう。また、そうでなくても、ご自分のサイトでその「論文」を公開するだけでも「何が言いたいかさっぱりわからん」と言われる状態から脱して、中身についての議論ができるようになるでしょうし──ただし、その「論文」がそれなりに書かれていれば、ですが…。(少なくとも矛盾なく、主張が明確になっていないと、というのはあります)
 「能力はある。だけど書かない」のは自己満足の世界ではありですが、対外的には「能力がない」のと等価です。その一点をクリアして議論しようとしないかぎり、学術的とか科学的とか言う資格はない、と判断されても仕方ないと思いますが。

 なお、私は何も権威主義的なつもりはありません。素朴な好奇心から学術的な議論をしたりすることは大いに歓迎されるべきです。ただ、あなたの書き様を見るかぎりは「一人前扱い」を望んでいるようなのでこのように書きました。「素人扱い」でよければ、別にそうまでは言いません。

by AABA (2011-09-16 17:32) 

ABOFAN

AABAさん、おはようございます。

> わざわざ件の記事を読むつもりもありません。
> 心理学の論文を読むつもりもありません。

わかりました。
初めから反論をするつもりがないということですね?
#これは「科学的」とは思えませんが?

> 0.「論文」の「査読」が何を意味するか知っていますか?(念のため)
> 1.あなたは自分の主張に関する「論文」を書く能力があると考えていますか?
> 2.「能力がある」と考えている場合、それを実行しないのは何故ですか?

一般的な話ではなく、「血液型と性格」に絞っての話にします。

> 0.「論文」の「査読」が何を意味するか知っていますか?(念のため)

「血液型と性格」は、日本ではもともとタブー(論文を書くなと言われます・苦笑)ですし、また「関係ない」が前提ですので、通常の意味での「査読」はありません。
疑うのなら、知り合いの心理学者に聞いてみてください。

念のため、
-----
佐藤[達哉氏] まあ、怒りというとボクの場合は、血液型性格判断の研究を某誌に投稿したときのことがありますね。レフリーがわけの分からないことを書いてきて、さらにけしからんことに、データがついているからダメだと言ってきて。某誌の他の論文にはデータのついているのがあるのにさ。それなのにオレらのだけ(笑)ダメだっていうわけ(と自分には思えた)。-204ページ

 今の大学生が興味を持つようなことを卒論で取り扱おうとしても、なかなか認めてもらえないことが多い。
 「超能力は存在するか」なんてことはとにかくタブーなのである。
 いわゆる血液型性格判断についても同様である。やってはいけない。
 血液型性格判断ブームの研究については近年事情が変わってきたが、タブーとなるテーマであることは変わりがない。
 ……
 心理学は実証的学問なんだから、仮説をたてて検証させればすむことなのに、頭からテーマを押さえ込むようなやり方はなくしてほしいものだと思う。-122~123ページ

(佐藤達哉+渡邊芳之+尾見康博さん 『心理学論の誕生』)
-----

> 1.あなたは自分の主張に関する「論文」を書く能力があると考えていますか?

「論文」の定義によりますが、現在でも、学会の場で発表することは可能と思います。

> 2.「能力がある」と考えている場合、それを実行しないのは何故ですか?

0.に書いたように、少なくとも日本語でなら意味がないのでやりません。
逆に、意味があるなら努力します。

> 「素人扱い」でよければ、別にそうまでは言いません。

非常に興味深いです。
「わざわざ件の記事を読むつもりもありません」「心理学の論文を読むつもりもありません」という方に素人扱いされるとは意外です。それで査読ができるとは、私には思えませんが、AABAさんはそういう「査読」をされているということなのでしょうか?
#まさに、権威を重んじる朱子学の信者という感じですね。

失礼しました。
by ABOFAN (2011-09-19 06:30) 

AABA

どうもあなたは文章の読解力に欠けているようです。あるいは意図して(それとも無意識のうちに!?)はぐらかしているのか。(もっとも、私の文章が分かりにくいのかも知れません。これについてはできれば他の誰かにでもコメントしていただきたいところです)

> > わざわざ件の記事を読むつもりもありません。
> > 心理学の論文を読むつもりもありません。
>
> わかりました。
> 初めから反論をするつもりがないということですね?
> #これは「科学的」とは思えませんが?

私は別に「血液型と性格」云々について議論するつもりはありません。単にこの問題に対するあなたの態度についてコメントしているだけです──ということは先のコメントに書いてあるのですが…。ちなみに、

ABOFAN氏: これまた、「学術的」なものは必ずしも科学的に正しくない(?)ということになります。

私: この文章の意味がわかる人がいるとは思えませんが…。*普通の*人にわかるように説明していただければ、と思います。

これについても説明いただければ、と思います──説明が可能とは思えませんが…。

> 一般的な話ではなく、「血液型と性格」に絞っての話にします。
> > 0.「論文」の「査読」が何を意味するか知っていますか?(念のため)

これはもちろん、一般的な意味でお聞きしたのですが(「日経エレクトロニクス」の話が出ているのになぜそちらに行くのでしょうか?)…。
 もっとも、あなたがそう考えていないだけで、心理学の分野にしても(他の学術分野と)同様の査読が行われていることと思います。ですから、あなたがいわゆる「査読」というものをご存じかどうかをうかがいたかったのですが──というか、あらためてお聞きしたいのですが、学術分野で一般的な意味での「論文」とか「査読」がどんなものか(何を意味するのか)ご存じですか?

> > 1.あなたは自分の主張に関する「論文」を書く能力があると考えていますか?
> 「論文」の定義によりますが、現在でも、学会の場で発表することは可能と思います。

すばらしい。前にも書いたように、その道の専門の人が書いた学術論文として受け入れられるレベルのものという意味ではありませんので、私としては十分かと思います。

> > 2.「能力がある」と考えている場合、それを実行しないのは何故ですか?
> 0.に書いたように、少なくとも日本語でなら意味がないのでやりません。
> 逆に、意味があるなら努力します。

では英語の論文もけっこう読まれているようですし、英語で書かれてみては──いきなり英語、というのはかなり敷居が高いかも知れませんが。
 それはともかく、日本語でも十分に意味がありますよ。初めて書かれるのであれば、論理構成さえしっかりしていれば、あとは「それらしい」ものでもよろしいかと思います。いわゆる「論文」として認められないとしても学会発表なら可能でしょうし。こんなところでくすぶっているよりも、直接、堂々と議論することができます。
 それに、まあ、それもしたくない場合/できない場合でも、今のこのご時世ですから、そういう「論文」を書けば、あなたの自分のサイトで公開することができます。そうすれば、(寄せ集めでない)あなた自身の主張をあなた自身の言葉で説明したものが晴れてオープンになるわけです。(「何が言いたい?」とか「筋道立てて説明しろ」というのが上のほうで話題のkikulogあたりであなたが散々言われたことではありませんか?(私もちゃんと目を通したわけではありませんが) 少なくともその点については堂々と反論できるようになりますよ──その「論文」がそれなりに書かれてさえいれば)

> 「わざわざ件の記事を読むつもりもありません」「心理学の論文を読むつもりもありません」という方に素人扱いされるとは意外です。それで査読ができるとは、私には思えませんが、AABAさんはそういう「査読」をされているということなのでしょうか?

だ~か~ら~。論点が違います。それとも意図してそういう論点にしようとしているのでしょうか?
 私は心理学の人でもなければ血液型の人でもありませんってば。最初からその点では議論をしてませんってば。私は心理学についても血液型云々についても特に興味を持たない素人…一般人です(と、以前に書きましたよね)──まあ、全然別の分野で「論文」とか「査読」とかに関連する世界に生きてはいますが。
 とにかく、私が勧めるのは、あなたに「論文」を書く能力があるというのであれば、どんな形であるにしても書いて公表することです。以前にも書きましたが「できる」と言う*だけ*なら個人的な妄想の域を出ません。少なくとも私にとっては(この議論を見ている他の人(がいるとして、ですが)にとってもおそらく)、あなたが「論文」を書いて投稿するなり発表するなり公開するなりされない限りは「論文を書けると*言ってるだけ*の人」でしかありません。例えて言うならば、小説を書いたこともない人が「俺は芥川賞を取る小説が書けるぜ」と言っているのと同レベルです。
 少なくとも、あなたの自分の考えを「論文」っぽく書いてまとめることは、あなたご自身の考えを整理することにもつながります。やってみればわかりますが「できるはず」と思っているだけなのと「実際にやってみる」のには大きな違いがあります。
 書きあげてさえしまえば、上に書いたように、少なくともあなたご自身のサイトで公表することはできるので、決して無駄にはなりません。(その公開した「論文」にももちろん批判はあるでしょうが、その結果の議論はより実りのあるものになるだろうと思いますし──その「論文」がそれなりのものであれば)
 …なので、多少時間はかかるかも知れませんが、是非書いてみられることをお勧めします。

by AABA (2011-09-21 18:07) 

ABOFAN

AABAさん、こんぱんは。

> どうもあなたは文章の読解力に欠けているようです。
> 私は別に「血液型と性格」云々について議論するつもりはありません。単にこの問題に対するあなたの態度についてコメントしているだけです──ということは先のコメントに書いてあるのですが…。

そういうことなら、ストレートに書きましょう。
心理学の論文を読まない方に、「血液型と性格」にコメントいただいても、意味がないと思うので、私は単純に無視させていただきます。

> 心理学の分野にしても(他の学術分野と)同様の査読が行われていることと思います。

確かに査読はしているでしょう。
ただ、前回の私のコメントに書いたように、そのレベルはひどいものです。
少なくとも「血液型と性格」(日本語)については、確実にそう言えます。
正直、私より頭が悪い人に査読してもらおうとは思いません。(^^;;
ウソだと思うなら、AABAさんも心理学の論文を読めばわかるはずです。
いや、そうではない、ということなら、AABAさんが評価する「血液型と性格」(日本語)の論文の紹介を、ぜひお願いします。
念のため、私は、実際に心理学者とやりとりをした上で、こう判断しています。

> 英語で書かれてみては

それは、まだ能力的に難しいですね。(^^;;
まず、英語圏の心理学者とコネを作って、ということになると、結構大変です。
また、英語圏では、血液型はナチスに使われたこともあり、タブー視する傾向も無きにしもあらずです。

> (「何が言いたい?」とか「筋道立てて説明しろ」というのが上のほうで話題のkikulogあたりであなたが散々言われたことではありませんか?

確かに、kikulogでは、きくちさんなんかは、そう言わざるを得ないでしょう。
だから、実際の論文で「統計的に差がある」ことは明らかなのに、「回答拒否」なわけです。
もし回答したら、自分が間違っていることを認めざるを得ませんから…。
これも、読めばよめばわかる話です。
ちなみに、『日経エレクトロニクス』と同じパターンです。
正直、ガッカリです。

> とにかく、私が勧めるのは、あなたに「論文」を書く能力があるというのであれば、どんな形であるにしても書いて公表することです。

少なくとも、日本の心理学界で発表するのは、全くのムダですのでやるつもりはありません。
しつこいようですが、レベルは、実際の論文を読めばわかります。
ただし、日本人でも英語で書いてある論文(数は少ないです)は、かなりいいと思います。
ですので、もし、心理学会以外の学会で、キチンと評価してもらえそうなところがあれは、ぜひご紹介ください。
by ABOFAN (2011-09-21 23:43) 

AABA

 繰り返しになってしまい申し訳ありませんが、私がどうしても気になるいくつかの点についてお答えいただけないでしょうか。まず、以前に書かれた:

ABOFAN氏「これまた、「学術的」なものは必ずしも科学的に正しくない(?)ということになります。」

この言葉の説明をお願いします。これは単に気分で書いたもので説明できるようなものでない、というのであればその旨を教えていただけるだけでもよいのですが。
 あと(心理学云々でも血液型云々でもなく)学術分野で一般的な意味での「論文」とか「査読」がどんなものか(何を意味するのか)ご存じかどうか、ということについてもよろしくお願いします。

> 正直、私より頭が悪い人に査読してもらおうとは思いません。(^^;;

 まあ、頭の良い悪いなんてどんな尺度で見るかによるのでなんとも言えませんし、少なくともあなたの観点ではそうなんでしょう。それは否定しません。しかしそれはあくまであなたの主観的な判断ですよね。(まあ、頭の良し悪しの客観的な判断というのも簡単ではありませんが。センター試験の偏差値で比べればいい、というわけでもないですしね…)
 ただ、少なくとも、あなたが「議論」したという(お相手はあなたとのやり取りをどう考えているかはまた別の話だと思いますが)心理学者は(*あなたの観点では*レベルが低いのかも知れませんが)「論文」を書いているわけですが、あなたはまだ書いてすらいませんよね…。

> > (「何が言いたい?」とか「筋道立てて説明しろ」というのが上のほうで話題のkikulogあたりであなたが散々言われたことではありませんか?
> 確かに、kikulogでは、きくちさんなんかは、そう言わざるを得ないでしょう。

 いえいえ。きくちさんでなくてもまっとうな学者なら誰でもそう言いますよ。自分の主張を自分の言葉で筋道立てて説明することなく「私の言いたいことがわからないなんて何てバカだ」と言われても相手にしようがないですし。当然でしょう? だからこそ、私はあなたに(その能力が*本当に*あるというのであれば)「論文」を書くことを勧めるのです。
 あなたがどう考えているかわかりませんが、あなたがご自分のサイトに多数書いている文章とは違って、まっとうな「論文」はそれ自身で完結していることが求められます。もちろん様々な文献を引用しつつ論じることはできますが、基本的にそれ単体で判断され評価されるものです。自分の主張を簡潔かつ論理的に過不足なく含めたものを書く必要があるわけです。これは簡単ではないですし、通常の研究活動と違って気が乗らなかったりする作業なのです──だから世の学者さん達は苦労しているのです──が、しかしそれこそが自分の主張を世に問うて議論するためのスタートラインです。だから今の状況ではあなたはまだ議論のスタートラインにすら立っていないと判断されても当然です。
 ちなみに、上に「論理的に過不足なく」と書きましたが、その論文についての議論は全てそこに書かれている内容に基づいて行うことができなければなりません。何か言われてからその反論のために「それは○○を読めば~」とか「そうではなくて、私の主張は~」などと後だしする(論点をずらす、とも言う)のはできません(そういうのは予めその論文に含まれていなければならない、ということです)。
 繰り返しになりますが、ここまでのことを(特に「後だし不可」というあたりまでを)わかった上であなたは「論文を書く能力がある」と言われるのでしょうか。であれば、是非書いてその能力があることを示してください。(こういう点に関して「できるけどやらない」は「できない」と同義だというのは以前にコメントした通りです)
 まあ、あなたよりも頭が悪い心理学者にもできるのですから、当然、実際にできるのだろうと考えたいところではありますが…。「能力がある」というのなら科学的に言って立証責任はあなたにありますから、示していただくまでは「能力がない」と判断するしかありませんね。

> 少なくとも、日本の心理学界で発表するのは、全くのムダですのでやるつもりはありません。
> ・・・
> ですので、もし、心理学会以外の学会で、キチンと評価してもらえそうなところがあれは、ぜひご紹介ください。

 日本に心理学系の学会でどんなものがあるのか私は知りませんが「論文」を書いたのであれば片っ端から投稿してみてはいかがでしょう。「論文」を書けばこそ、そういうこともできますよ。ちなみに英語で投稿する場合にも特にコネなんて必要ないです──ちゃんと英語で論文が書けてさえいれば。(といっても、心理学関係の学会のことはよく知りませんが)
 それに、発表の場所ならあるではないですか。あなたの自分のサイトという場所が。そこで公表すれば興味のある人に読んでもらって場合によっては批評してもらうこともできますよ。その場合「査読」を受けていないという意味では「論文」ではないですが、(それなりに書かれていれば)少なくともあなたの主張を議論するスタートラインにはなりますし「自分の主張はこれだ」と示せます。それにその「論文」が本当に意義のあるものであれば、心ある(!?)心理学の研究者からのサポートだって得られるでしょう。百歩ゆずって血液型云々が心理学会で*不当な*扱いを受けているのだとしても、あなたの「論文」が*まっとう*であるならば、世の中の全ての心理学者あるいはその関連研究者が無視できるわけでもないでしょうし。
 自分の主張をまとめた「論文」なしに無理矢理議論をしようとするよりはずっと意義がありますよ。

 まあ、冒頭の二つの質問についてお答えいただければ、あとは端的に言って「論文書けるというのなら書いてみせてよ~。そうでないなら『書ける』なんて言う資格ないよ~」というだけなので、場合によっては私のコメントはこれを最後にしてもいいかな、と思います。
 ABOFANさんの書かれた論文の投稿(とその結果)ないし(学会等での!?)発表ないしサイトでの公表を楽しみにしています。もちろん時間はかかると思いますが(場合によっては書くだけでも一月くらいかかったりします──まっとうな「論文」というのはそういうものです)、期待しています。

by AABA (2011-09-24 14:22) 

ABOFAN

ご親切なアドバイスありがとうございます。

> ABOFAN氏「これまた、「学術的」なものは必ずしも科学的に正しくない(?)ということになります。」
> この言葉の説明をお願いします。

文章どおりです。従来の定説は、必ずしも科学的に正しくない(?)ということです。
「定説」が正しいなら、ガリレオやコペルニクスは間違っていることになりますし。(笑)

> ただ、少なくとも、あなたが「議論」したという(お相手はあなたとのやり取りをどう考えているかはまた別の話だと思いますが)心理学者は(*あなたの観点では*レベルが低いのかも知れませんが)「論文」を書いているわけですが、あなたはまだ書いてすらいませんよね…。

それはおっしゃるとおりです。
ただ、私はもともと書くつもりがないのが違うところです。(苦笑)
#ニュートリノが光より速い、というのも、まだ論文どころか査読も受けていないはずです。

> きくちさんでなくてもまっとうな学者なら誰でもそう言いますよ。自分の主張を自分の言葉で筋道立てて説明することなく「私の言いたいことがわからないなんて何てバカだ」と言われても相手にしようがないですし。

きくちさんは違いますよ。
私の主張は、心理学や「血液型と性格」をちょっとでも理解している人なら、誰でもわかる(簡単な)話ですし、まして新規の説でも何でもありません。ですので、まともに議論をしようとする人なら、「私の言いたいことがわからない」なんてことはあり得ません。
きくちさんやNATROMさんは、「私の言いたいことがわからない」のではなく、わからないフリをしているのは明らかです。
わかったら、私の主張を認めるしかありませんから…。(^^;;
なるほど、うまく考えたなぁ、と思います。

> 繰り返しになりますが、ここまでのことを(特に「後だし不可」というあたりまでを)わかった上であなたは「論文を書く能力がある」と言われるのでしょうか。

話をズラすようですが、私はもともと論文なんか書くつもりはありません。
ムダな努力ですので(少なくとも、日本語では…)。
ここらへんは、日本の心理学会の実情を知っていれば、十分おわかりかと思います。
ちなみに、Scientific Americanのブログで私のサイトが取り上げられているので、そのうちコメントを書こうと思っていますが、時間がなかったりしてそのままになってしまっています…。
#日本語だったら、少しは敷居が低いのですが。
[http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2011-02-28]

> 百歩ゆずって血液型云々が心理学会で*不当な*扱いを受けているのだとしても、あなたの「論文」が*まっとう*であるならば、世の中の全ての心理学者あるいはその関連研究者が無視できるわけでもないでしょうし。

きくちさんやNATROMさんは、(明らかに)無視しています。
心理学者は…、いや実情がわかっているから、ここで書くのはやめましょう。(^^;;

> ABOFANさんの書かれた論文の投稿(とその結果)ないし(学会等での!?)発表ないしサイトでの公表を楽しみにしています。

実は、某学会内部では、「統計的に有意」「関係がある」なんて当然なんですよ。
ただ、外部にそう言うと、それはそれで問題のようで…。
その理由は、よくおわかりでしょう。
#日本なら、どこにでも転がっている話です。

ですので、論文なんか書かないで、なるべく情報を発信していく、という方が効果的なのでそうしています。
こっちは、とても1ヶ月どころではできません。(^^;;

私の主張は単純です。

1. 心理学の質問紙法による性格検査は、自己評定である。
2. 日本人の7割は、血液型と性格に関係があると思っている。
3. 従って、日本人に性格検査をすると、必ず血液型による差が現れる。
4. つまり、少なくとも見かけ上は、血液型と性格に関係があることになる。

別に、論文を書くほどのことの内容でもありません。
実際のデータを見てみてみると、当然ながらそうなっています。
[http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2009-10-25]
しかし、奇妙なことに、疑似科学の批判者である、きくちさんやNATROMさんは「私の言いたいことがわからない」と言っています。
しかし、こんな簡単なことが、彼らにわからないはずがありません!
事実は、これを認めてしまうと、自分の間違いを認めことになるので、無視するしかないということです。
血液型だけではなく、「マイナスイオン」や「EM」でも同じです。

おわかりでしょうか?
by ABOFAN (2011-09-25 12:01) 

ABOFAN

しばらく返事かありませんね。
忙しいんでしょうか?
繰り返しになりますが、

1. 心理学の質問紙法による性格検査は、自己評定である。
2. 日本人の7割は、血液型と性格に関係があると思っている。
3. 従って、日本人に性格検査をすると、必ず血液型による差が現れる。
4. つまり、少なくとも見かけ上は、血液型と性格に関係があることになる。

これは、別に論文を書いたり、査読するほどの内容ではありません。
誰が考えても、当たり前の内容だと思いませんか?
しかし、なぜか「査読」がある(心理学の)論文では無視されています。
何かおかしくありませんか?

だから、私は論文を書こうなんて思わないのです…。

by ABOFAN (2011-10-06 23:22) 

AABA

> しばらく返事かありませんね。
> 忙しいんでしょうか?

はっきり言って超多忙なので当面時間がありません。とりあえず、下記の点についてまだお答いただいていないので、よろしくお願いします。
----
 あと(心理学云々でも血液型云々でもなく)学術分野で一般的な意味での「論文」とか「査読」がどんなものか(何を意味するのか)ご存じかどうか、ということについてもよろしくお願いします。
----
たぶん、ご存じないのだろうな、と思いますが。ついでに

> 1. 心理学の質問紙法による性格検査は、自己評定である。

これは(まっとうな心理学の分野で)妥当なんでしょうか?

> 2. 日本人の7割は、血液型と性格に関係があると思っている。

これはまっとうな調査にもとづくものでなのしょうか?

> 3. 従って、日本人に性格検査をすると、必ず血液型による差が現れる。

ここに大きなギャップがあります。「関係があると思っている」のと「それによる差が現れる」のは全く別のことです。この根拠はあるのでしょうか?

> 4. つまり、少なくとも見かけ上は、血液型と性格に関係があることになる。

百万歩譲って、この4までを認めたとして…。それはどの程度なんでしょうか? 定量的な評価はできるのでしょうか? 定量的な評価がないのなら「あるといったらあるんだ」と言っているだけだし、どんなデータ処理やったって、そりゃ出るでしょう。

> これは、別に論文を書いたり、査読するほどの内容ではありません。

まっとうな論理思考ができる人を納得させようとするのなら、上記の点を筋道立てて説明しなければなりません。だからこそ「論文」を書かないと誰も相手にしてくれないよ、と言っているのです。

何度も言いますが、私は別に心理学云々とか血液型云々とかに特に興味があるわけではありません──が、その私から見ても不完全な論理でしかなく「はいはい。好きに言ってなさい」という感想しかありませんね。

by AABA (2011-10-07 17:13) 

ABOFAN

AABAさん、お忙しい中ご回答いただき、大変ありがとうございます。

ただ、大変残念なことですが、AABAさんのおっしゃる「査読」や「論理的思考」の方法論があっても、心理学の基礎知識(血液型と性格)の知識がなければダメということが証明されてしまったようです。
ですので、私の考える「査読」や「論理的思考」がAABAさんのおっしゃる「正解」と全然違っていて(少なくとも私にとっては…)無意味です。
言い換えれば、私にとって「査読」がある論文を書くのは無意味ということになります。

>> 1. 心理学の質問紙法による性格検査は、自己評定である。
> これは(まっとうな心理学の分野で)妥当なんでしょうか?

妥当も何も…定義そのものです。
これは基礎基本ですので、もし疑うのだったら性格心理学の教科書をお読みください。

>> 2. 日本人の7割は、血液型と性格に関係があると思っている。
> これはまっとうな調査にもとづくものでなのしょうか?

例えば、

血液型と人の性格は関係ありそうだ(無作為抽出の首都圏15~69歳の住民1,102名)

そう思う 75.0%
そう思わない 18.4%
どちらともいえない  5.9%
わからない・無回答  0.6%

出典:昭和61年NHK世論調査資料

他の調査でも、ほぼ同じ結果が出てきます。
例えば、最近の調査では、アイシェアの結果があります。
[http://blogch.jp/up/2008/06/05120925.html]

>> 3. 従って、日本人に性格検査をすると、必ず血液型による差が現れる。
> ここに大きなギャップがあります。「関係があると思っている」のと「それによる差が現れる」のは全く別のことです。この根拠はあるのでしょうか?

1.を参照ください。
これは、性格心理学者に確認したので間違いありません。
そうでないと、性格検査やアンケートは無意味になってしまいます。
あるいは、その人はウソつきか、異常性格ということになります。
繰り返しますが、自己評定なのだから、「思っている」のに差が現れないということはあり得ません(定義に矛盾します)。

>> 4. つまり、少なくとも見かけ上は、血液型と性格に関係があることになる。
> 百万歩譲って、この4までを認めたとして…。それはどの程度なんでしょうか?

能見さんの「血液型人間学」、あるいは、いわゆる「血液型性格判断」の示すとおりです。
effect sizeでは、小~中程度です。
[http://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/relation.htm]

> まっとうな論理思考ができる人を納得させようとする

以上は、性格心理学の基礎(血液型と性格)がわかっている人なら、あまりにも当然のことです。
「論理的思考」とは直接的な関係はないと思いますが?
だから、きくちさんや、NATROMさん、あるいは心理学者は無視するしかないわけです。
「査読」とも関係ないことがおわかりでしょうか?

> 「はいはい。好きに言ってなさい」という感想しかありませんね。

ありがとうございます。
つまり、知識がない、あるいは理解したくない人に、あれこれ言ってもダメということです。
残念なことに、「査読」や「論理的思考」は、正しい理解とは関係ないということも…。
#やはり、論文なんて書いてもムダのようですね。

ただ、回答いただけないケースがほとんど(きくちさんやNATROMさん…)なので、その点は大変ありがたく思っています。
大変失礼しました。

by ABOFAN (2011-10-08 07:49) 

ABOFAN

AABAさん、お忙しいのでしょうか。
何回もご回答いただき、大変ありがとうございます。
ただ、これで、なぜ私が日本語で論文を書く気にならないのか、よくおわかりいただけたと思います。
「査読」が成立するためには、最低限の条件として、査読者が論文の内容を理解できていることが必要です。
しかし、ここで実証された(?)ように、必ずしも(ほとんどは?)そうではないようです。
AABAさんの学会ではいかがでしょうか?
東日本大震災や福島第一原発でも、必ずしも「査読」が有効ではありませんでした。ご承知のように、少数派の警告は無視されたのです。
ましてや、方法論だけで「査読」できると考えるのは非常に危険です。
ご理解いただけると幸いです。

by ABOFAN (2011-10-15 11:58) 

AABA

 論文を書く能力のないABOFANさんへ。
 超多忙状態がまだまだ続くので、ツッコミ所満載のコメントに返す余裕はありませんが…。(念のため。「返事がない。議論に勝った」とか勝手に早合点しないでください──まあ、そうされたとしても誰も困りませんし、驚きませんが)
 とりあえずあなたが「査読」とか「科学」というものが全然わかっていない、というのはよくわかりました。(かなり呆れています)

> 東日本大震災や福島第一原発でも、必ずしも「査読」が有効ではありませんでした。ご承知のように、少数派の警告は無視されたのです。

「査読」は万能ではありませんよ。「査読」を通った論文は「正しい」ことが証明されたのではありません。どちらかといえば「議論する価値のある論文であることが確認された」です。だからこそ、過去の論文の主張が覆されることだってあります。
 その点からいれば、あなたの主張は、まっとうな科学の世界からすれば、未だ門前払いの段階──いや、もっと前か──にあるわけです。「査読」以前の段階で「論文」──までいかないにしても、自分の考えを自分で筋道立てて説明する文書──を書く能力すらないわけですから。

by AABA (2011-10-17 17:30) 

ABOFAN

AABAさん、どうもお疲れ様です。
ただ、そんなご返事をいただくと、「査読」のある論文を書こうとする人が減らないかと心配です。
現に、私の関係している学会では、年々会員が減っています。(*_*)
AABAさんの関係している学会では、そんなことはないのでしょうか?

それと、以下の記述の真偽なら、ネットでも簡単に調べられますよ。

> 1. 心理学の質問紙法による性格検査は、自己評定である。
> 2. 日本人の7割は、血液型と性格に関係があると思っている。
> 3. 従って、日本人に性格検査をすると、必ず血液型による差が現れる。
> 4. つまり、少なくとも見かけ上は、血液型と性格に関係があることになる。

AABAさんの関係している学会では、「査読」のために、この程度のことを調べないということはあり得ないと思うんですが?
いかがでしょうか?
いずれにせよ、お疲れでしょうから、ごゆっくりお休みください。
では。
by ABOFAN (2011-10-20 22:05) 

AABA

論文を書く能力のないABOFANさんへ。

 少し時間が取れたのでこれまでのいくつかに対してコメントします。
 ──が、もうこれっきりでもいいかな、と思います…。(最後に書いたように不快感と徒労ばかりが募るので)

> > ABOFAN氏「これまた、「学術的」なものは必ずしも科学的に正しくない(?)ということになります。」
> > この言葉の説明をお願いします。
>
> 文章どおりです。従来の定説は、必ずしも科学的に正しくない(?)ということです。
> 「定説」が正しいなら、ガリレオやコペルニクスは間違っていることになりますし。(笑)

 あなたのわけわからん主張の引き合いに出されるなんてガリレオやコペルニクスにあまりにも失礼です。彼らはあなたとは全然違って、自らの理論を論理的に、筋道立てて(要するに「論文」として)説明した上で従来の「定説」が正しくないと主張したのです。
 何度も言いますが、あなたは自分の主張を筋道立てて自分の言葉で説明するという、最低限のことをしていません。

> #ニュートリノが光より速い、というのも、まだ論文どころか査読も受けていないはずです。

 速報記事と論文の区別もつかないのですね…。これで「論文」とか「査読」の意義に疑問を呈しているなんて呆れてしまいます。

> 残念なことに、「査読」や「論理的思考」は、正しい理解とは関係ないということも…。
> #やはり、論文なんて書いてもムダのようですね。

「論文」が何かわからない人にとってはそうでしょう──というか、何度も書いてますが「自分の主張を自分の言葉で簡潔にそして完結するようにまとめる」ということができない時点で「論文」を云々するなんて、何をか言わんや、です。
 さらには、そうであるにもかかわらず、自分のその「わけわからない」主張を他人にアピールしようとしているという時点で私には理解不能です。

> ただ、これで、なぜ私が日本語で論文を書く気にならないのか、よくおわかりいただけたと思います。

 よくわかります。要するに、書けないからですよね。「書ける」と主張するなら書いて客観的証拠を示して証明される必要がありますが、それがないうちは「書けない」という判断が科学的に言って妥当ですし。

> 「査読」が成立するためには、最低限の条件として、査読者が論文の内容を理解できていることが必要です。
> しかし、ここで実証された(?)ように、必ずしも(ほとんどは?)そうではないようです。

 当然ですね。「論文」は当該分野の専門家である査読者が理解できるように書かれている必要があります。したがって、見かけがそれらしい日本語(英語でもいいですが)で書かれていたとしても、完結していなかったり、論理的に破綻しているような論文は理解不能なのでリジェクトされます。
 まあ、リジェクトされた論文が真に(正しいかどうかはともかくとしても議論に値するだけの)価値があるのなら、どこかの論文誌にアクセプトされますよ。

> それと、以下の記述の真偽なら、ネットでも簡単に調べられますよ。
>
> > 1. 心理学の質問紙法による性格検査は、自己評定である。
> > 2. 日本人の7割は、血液型と性格に関係があると思っている。
> > 3. 従って、日本人に性格検査をすると、必ず血液型による差が現れる。
> > 4. つまり、少なくとも見かけ上は、血液型と性格に関係があることになる。
>
> AABAさんの関係している学会では、「査読」のために、この程度のことを調べないということはあり得ないと思うんですが?

 あなたは「査読」とか「論文」というものを全く理解していません。(それ以前に、自分で自分の主張を行うということがどういうことかも理解していないようです)
 自分の主張を「完結した」形で主張していない時点で、それは判断するに値しない「論文」です。(というか「論文」とか以前の問題なんですが)
 あなたの上記の話は「私の主張について自分で調べてみなさい。そうすれば確認できます」と言っているわけです。(そうですよね? そうとしか読めませんが) これは、自分の主張の根拠を自分で説明せずに他人に調べさせた上で認めさせようとしているわけです。そんでもって(kikulogとかでのやり取りを見ていると)誰かが何か示すと「それじゃなくて~」とか言うんですよね。
 あなたは何様ですか? 超偉い学者様? 「私の主張は○○じゃ。説明は自分で調べればよかろう」ですか? そんなことを言うのはせめてフェルマーくらい偉くなってからにして欲しいものです。失礼にも程があります。そりゃ誰も相手にしなくなりますって。

 ──と、ここまでこうして過去にさかのぼってコメントしていると、どんどん不快感が増してゆき…たまたまふとコメントしただけのところでの議論に──しかももはや実りのなさそうな議論に──どうしてこんなに労力をつぎ込むことになっているのだろうと空しくなってきたわけです。
 もちろん、ここはあなたのブログであり、私がコメントするもしないも、その結果疲れようとどうしようと私の勝手なので、あなたに文句を言う筋合いがないのは重々承知していますが。

 そんなわけなので、これを最後にしたいと思います。私の「ABOFAN氏には論文を書く能力がない」という主張の反証が万が一なされた場合には、その点については喜んで訂正のためのコメントなりを(そのことに気づけば)させていただきたいとは思いますが。


by AABA (2011-10-25 17:29) 

ABOFAN

ご親切なコメントありがとうございます。

> 論文を書く能力のないABOFANさんへ。

まず、ここから違っているようですね。
しつこいようですが、私の立場を繰り返します。
実は、真剣に私も心理学(一応日本語で…(^^;;)の論文を書こう、あるいは委託研究をしてもらおうかと考えていた時期がありました。
が、いろいろ調べた結果、少なくとも日本語なら、書くだけムダという結論になりました。
委託研究も同じです。
実際に論文や研究報告を読んでいただければ、おわかりいただけると思います。
AABAさんなら、たぶん学術データベース(日本語、英語…)にアクセスするのは簡単でしょうし…。

> さらには、そうであるにもかかわらず、自分のその「わけわからない」主張を他人にアピールしようとしているという時点で私には理解不能です。

正直に申し上げると、心理学関係者なら、こう書いた時点で「査読」以前の段階かと思いますが…。
なぜなら、私の主張がわからない人はいないはずだからです。
#わからないフリをしている方は、結構いるらしいですが…。

> 「書ける」と主張するなら書いて客観的証拠を示して証明される必要がありますが、

「論文」に書いてあることしか正しいと認めないというなら、科学とは言えないと思います。
それは、科学の近思録的理解(朱子学的理解)でしょう。
#言い換えれば、権威主義的であるということです。

竹内薫さんじゃないですが、飛行機が飛べるのはおかしいことになりますよ。(笑)

> まあ、リジェクトされた論文が真に(正しいかどうかはともかくとしても議論に値するだけの)価値があるのなら、どこかの論文誌にアクセプトされますよ。

それが「タブー」であるなら、考えるまでもなくどの雑誌もアクセプトしませんよ。(苦笑)

>> それと、以下の記述の真偽なら、ネットでも簡単に調べられますよ。
>>
>> > 1. 心理学の質問紙法による性格検査は、自己評定である。
>> > 2. 日本人の7割は、血液型と性格に関係があると思っている。
>> > 3. 従って、日本人に性格検査をすると、必ず血液型による差が現れる。
>> > 4. つまり、少なくとも見かけ上は、血液型と性格に関係があることになる。
>>
>> AABAさんの関係している学会では、「査読」のために、この程度のことを調べないということはあり得ないと思うんですが?

> あなたは「査読」とか「論文」というものを全く理解していません。(それ以前に、自分で自分の主張を行うということがどういうことかも理解していないようです)
>  自分の主張を「完結した」形で主張していない時点で、それは判断するに値しない「論文」です。(というか「論文」とか以前の問題なんですが)
> あなたの上記の話は「私の主張について自分で調べてみなさい。そうすれば確認できます」と言っているわけです。(そうですよね? そうとしか読めませんが) これは、自分の主張の根拠を自分で説明せずに他人に調べさせた上で認めさせようとしているわけです。そんでもって(kikulogとかでのやり取りを見ていると)誰かが何か示すと「それじゃなくて~」とか言うんですよね。
> あなたは何様ですか? 超偉い学者様? 「私の主張は○○じゃ。説明は自分で調べればよかろう」ですか? そんなことを言うのはせめてフェルマーくらい偉くなってからにして欲しいものです。失礼にも程があります。そりゃ誰も相手にしなくなりますって。

そうとうお疲れなんでしょうか…。

率直に書きましょう。
「私の主張について自分で調べてみなさい。そうすれば確認できます」は、AABAさんは時間がないそうなので、遠慮してそう書いているだけです。
「血液型と性格」にコメントするなら、すくなくとも1.は基礎基本であり、常識以前の常識です。
もし、真面目にこうおっしゃっているなら、AABAさんは「性格」について全く無知であることを告白していることになります。
違いますか?

普通に考えて、「血液型と性格」に(科学的に)にコメントする人が、「性格」(の心理学での定義)がなんだかわからないということはあり得ないと思うんですが。
#「査読」云々以前の問題でしょう。
AABAさんの関係している学会では、その学会の用語がわからなくともいいんでしょうか?
ちょっと考えられません。

ただ、そうだとすると、AABAさんは「性格」がわからないのだから、それ以後の私の主張がわからなくても、別に不思議ではありません…。

あるいは、AABAさんは心理学を信用していないのかもしれませんが、そうなると、現時点では「性格」を数値化する方法があるとも思えないので、科学的な議論ができる対象ではなくなります。

> そんなわけなので、これを最後にしたいと思います。私の「ABOFAN氏には論文を書く能力がない」という主張の反証が万が一なされた場合には、その点については喜んで訂正のためのコメントなりを(そのことに気づけば)させていただきたいとは思いますが。

どうもお疲れ様でした。
ただ、「論文」や「査読」を議論する方が、「性格」の定義がわからないのは、いただけないと思うんですが。
いかがですか?

繰り返しますが、1.~4.の主張は、心理学の「常識」です。
最近の論文は、ほぼそういう結論になってきています。
私がわざわざ書くほどのこともありません。
[http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2009-10-25]
もっとも、小塩真司さんのような例外もありますが…。
[http://abofan.blog.so-net.ne.jp/2011-10-20]

私と心理学で違うのは、「本当に血液型と性格に関係があるのか」ということだけです。(苦笑)
ただ、「性格」の定義が「自己評定」である以上、「本当」かどうかを調べた論文はごく少数の例外を除き見当たりません。
これは、割と簡単に調べられるので、近々試してみるつもりです。

失礼しました。
by ABOFAN (2011-10-29 10:34) 

一言だけ

終わったのかな。
最近見ていて一通り読んだけど、ABOFANの言ってることには筋が通っていないと私は感じた、とだけ書いておきます。
AABAは最後まで、ABOFANの主張のやり方をつっついていたのに、ABOFANはそれにちゃんと答えていない。

私にしても、論文か何か書いてくれれば、まだABOFANの言いたいことがわかるかと思うけど、それをしないということは、できないんだな、と思うのはAABAと同じ、というか普通そうとしか思えないよなあ。

ま、どうでもいいことですけどね。こんな場末の議論なんて。

by 一言だけ (2011-11-07 00:16) 

一言だけ

追伸。

最後のABOFANの返答に対するAABAの「怒り」はよくわかるよな。 ^^;;
もっともだな。

by 一言だけ (2011-11-07 00:19) 

ABOFAN

一言だけさん、こんばんは。

査読者が明らかに間違っていたとか、内容を理解していない場合、その査読者が「筋が通っていない」とか「怒り」を感じるとかというなら、そんな学会に論文を出す人はいないと思うんですが…。
ひょっとして、一言だけさんは、そんな学会に所属しているのでしょうか?
by ABOFAN (2011-11-07 20:46) 

一言だけ…の予定だったのだが

あまりにも読解力がないのか、ないフリをしているのか。
相手にする気も起こらない。
おつかれさま >> AABA

あ、私も、もうこれ以上書きません。
by 一言だけ…の予定だったのだが (2011-11-09 23:43) 

ABOFAN

どうもお疲れ様でした。
できれば「筋が通っていない」内容を説明していただけるとありがたかったのですが…。
どこの学会もそんなもの、ということなのでしょうか?
by ABOFAN (2011-11-10 11:55) 

しげやん

『その査読者が「筋が通っていない」とか「怒り」を感じるとか』なんてことは(ABOFANさん以外)誰も言ってないし。ABOFANさんには一言だけさんがそう言ってるように読めてしまうのでしょうね。

みなさまお疲れ様でした。
by しげやん (2011-11-11 23:15) 

一言だけ

もう終わったつもりだったんだが、間違いを見つけてしまったので。

私:
| あまりにも読解力がないのか、ないフリをしているのか。
| 相手にする気も起こらない。
| おつかれさま >> AABA

これはもちろんAABAではなく、ABOFANに対してのもの。
訂正しておく。ついでなので

ABOFAN:
| できれば「筋が通っていない」内容を説明していただけるとありがたかったのですが…。

まあ、いくらでもあるけど面倒なのでこれだけ。

ABOFAN:
| 普通に考えて、「血液型と性格」に(科学的に)にコメントする人が、「性格」(の心理学での定義)がなんだかわからないということはあり得ないと思うんですが。

AABAは別に「性格」の科学的定義云々は知らないだろうし(彼自身そう書いてるよな)、ま、知っていても彼の主張に何も関係ないだろう。
 彼はあくまで「論文かけるってんなら書けよ。書かないということは、書けないんだろ」と言っているだけ。(ま、フツー誰でもそう思うよな)
 なのにABOFANは返答が苦しくなってくると上みたいなことを言って議論をそらそうとしている。そりゃ筋が通ってないでしょ。「あんた馬鹿ぁ」(by アスカ)って気になるよな。

今度こそ本当に終わり。

by 一言だけ (2011-11-12 00:48) 

追伸: 一言だけ(さすがにこれで最後だな)

ふむ。なるほど。なっとく。
http://naked-kings.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300463852-1

これは承認されないか。ま、それならそれでいいが。
じゃあね。
by 追伸: 一言だけ(さすがにこれで最後だな) (2011-11-12 01:24) 

ABOFAN

しげやんさん、こんばんは。

> ABOFANさんには一言だけさんがそう言ってるように読めてしまうのでしょうね。
その後、説明がないので、私の解釈が正しいのか、間違っているのか判断しようがありません…。
私は、そういう意味にしか解釈しようがありません。
違うというなら、説明すべきだと思うんですが。

> みなさまお疲れ様でした。
どうもお疲れ様です。
by ABOFAN (2011-11-12 19:49) 

ABOFAN

一言だけさん、こんばんは。

> AABAは別に「性格」の科学的定義云々は知らないだろうし(彼自身そう書いてるよな)、ま、知っていても彼の主張に何も関係ないだろう。
> 彼はあくまで「論文かけるってんなら書けよ。書かないということは、書けないんだろ」と言っているだけ。(ま、フツー誰でもそう思うよな)

いやぁ、ちょっと驚きました。
AABAさんは、本当にそう考えているのでしょうか?
本当にそうだとしたら、わたしはそんな人は軽蔑します。
つまり、「論文」に書いてあることだけが「真実」で、それ以外は(どんな正しいことでも?)一切認めないということですよね?
まさに、科学と対極ですし、これこそが朱子学的な考え方です。
もっと露骨に言えば、「権威主義」ということになります。
自分の頭では全く考えないと言うことですから。

さらに奇妙なのは、私の一貫した主張「統計的に差がある」は、現在では心理学論文の主流であることです。
#以前は「統計的に差がない」が主流でした。
私の主張は一貫しているのに、「心理学論文」の方が私の主張に一致する方向に変わってきたのです。
これでも、「論文」が正しいというならの、あまりにも奇妙というしかありません。
ぜひ、ご意見をお聞かせください。

> ふむ。なるほど。なっとく。
> http://naked-kings.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300463852-1
> これは承認されないか。ま、それならそれでいいが。
> じゃあね。

???
なぜ、承認しないと考えるのでしょうか?
なお、Judgementさんは、統計も心理学もそれほど詳しくない方と推察しています。
ですので、なかなか議論は難しいかと…。
あるいは、一言だけさん=Judgementさんだったのでしょうか?
それなら、私的には納得です。
by ABOFAN (2011-11-12 20:04) 

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